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2023.12.15

あそびの森DAY~again~

12月9日(土)に今年度2回目の『あそびの森DAY』が行われました。

今回はリトルスター保育園全園合同だったため、いつものあそびの森DAYに比べ参加している人数も多く、賑やかな雰囲気で行われました。

時期的に寒さも心配されましたが、当日は暖かく気持ちの良いお天気で、参加した子どもたちも保護者の皆さんも、晩秋のあそびの森を満喫できた様子でした。

 

ほし組さんは、慣れない場所と人の多さにびっくりして抱っこされていましたが、テーブルで他のお友だちがお料理を始めているのに気が付くと、抱っこから降り、花や落ち葉、葉っぱなどをフライパンに入れ、スープ作りが始まりました。出来上がったスープは、お玉を使って大きなお椀へ…

あそびを通して、フライパンもお玉もお椀も何に使う道具なのかを理解し、遊びの中で使っています。

 

つき組さんも人の多さに圧倒されている様子でしたが、一緒に参加したきょうだいがあそびの森探検を始めると、その後について一緒に探検がスタート!探検中に見たこともないくらい長ーい蔓を見つけたようです。縄跳びのように持ったり、揺らしてみたり、全身を使って蔓がどんなものかを確認していました。

あそびの森は、子どもたちはもちろん、大人も探検したくなるような自然豊かな環境で、かならず発見もあり、とても魅力的なあそび場です。

 

そら組さんは最初少しだけ緊張している様子ですが、自由に遊べる場所だと分かると自分の好きな物、場所を見つけて夢中になって遊んでいました。

大きなピラカンサの木に赤い実が沢山実っていました。子どもの手が届く高さにある実は全て採られてしまっていたので、「取って!」と房で取ってもらうと、どんな実なのか観察したり、房から外してみたり、皮を剥いてみたり、潰してみたりと観察と実験が始まりました。周りの様子が気にならないほどの集中力でしたよ。

 

あそびの森の自然豊かで必要以上に人の手が入っていない環境が楽しくて仕方がなかったようで、遊びの森じゅうを走ったり、飛び跳ねたり、切り株に登ったりと全身で楽しんでいました。

そんな中で見つけた大きくて整った形の松ぼっくりときれいな赤い実を大事にケースの中に入れ、じっくり観察。自然の物は子どもたちにとって不思議で美しく魅力的です。

 

「休みの日に公園に行ってもあまり遊ばないのに、こういう場所ではよく遊ぶのですね」と何人かの保護者の方がお話しされていました。普段から観察、実験、調査といった頭を使って遊んでいる子どもたちには、あそびを命令されるような公園の遊具では物足りないのかもしれません。

来年以降も『あそびの森DAY』を開催していく予定です。『あそびの森DAY」はプライムスター保育園の幼児クラスの子どもたちのあそびを知って頂く機会でもありますが、普段、保育園でどのように遊んでいるのかを実際に見て頂ける機会でもあります。今年参加できなかった方も、今年参加された方も、次回にぜひご参加ください。