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2023.12.14

せいかつあそび☆1・2歳児クラス

子ども達は「せいかつあそび」が大好きです。ごっこ遊び、ままごと呼ばれる「せいかつあそび」ですが、0歳児クラス、1歳児クラス、2歳児クラス・・どのクラスでも「せいかつあそび」をしている光景をよく見かけます。今回は1歳児クラスと2歳児クラスの子ども達の姿を紹介しますね。

【1歳児クラス】

身近な大人に自分がしてもらったように赤ちゃん人形のお世話をします。1歳児クラスの子ども達はお気に入りの「自分の赤ちゃん」に優しい眼差しを向け抱っこします。

「めん たべよう」の絵本を見ながら粘土を食材に見立てて料理をしているようです。絵本を見ながらイメージが湧きますね。

身近な大人が台所に立つ姿を見ているんでしょうね。お手玉やフェルトを食材に見立てて調理をしています。

台所から良い匂いがしてきました。自分で作っては食べ、お友達や保育者にも作ったりします。出来立ての料理を待っていてくれる人がいるからこそ、この遊びは広がります。

 

【2歳児クラス】

保育者のように赤ちゃんひとりひとりに丁寧に声を掛けながら接しています。2歳児クラスになると

色々な道具を使うようになり、お世話の仕方もより具体的になっていきます。赤ちゃんにかける言葉を聞くと「あの時、自分がかけた言葉かも…」と驚かされ、大人の行動や言葉を日頃から観察しているのがよくわかります。

2枚の板を組み立てて・・パソコンのように見えますね。お仕事をしているのかな・・。

段ボールの仕切りを使い大きいお皿をハンドルにして運転、乗り物に見立てています。見た事のある工事車両や緊急車両、自分が車でお出かけした時のことを思い出して再現し遊んでいます。

食べ終わったら食器を丁寧に手際良く洗います。洗剤で洗って、水を切り拭いて乾かして・・・忠実に大人の姿を再現していますね。保育園では、食器・食具・調理器具は子ども用サイズではなく大人も使う大きさの本物を設置しています。食材はフェルトやお手玉など抽象的なもので色々なものに見立てやすくしていたり、子どもの生活経験やイメージしたものをより再現しやすい環境に配慮しています。

子どもが身近な大人に憧れを抱き、その姿を模倣をして道具の使い方を知り試行錯誤しながら遊ぶ中で、時には小さなケガや危険に巡り合うことがあります。そんな時、信頼する大人とのやり取りを重ねていく中で「これは危険」という事が分かると、違う方法を試したり別の物を使う事を考える姿に繋がっていきます。

子どもの成長・発達を促す遊びには、環境だけでなく信頼する大人との関わりが大切であることを意識しながら、日々子ども達のイメージの中で一緒に遊んでいます。