2023.12.15
【ゆめ組】プレゼンテーション
今年も、残りわずかとなりましたね。
今回は、ゆめ組(5歳児クラス)で行っている
「プレゼンテーション」の様子ついてお伝えします。
4月からグループごとに分かれ、戸外や生活の中で不思議に思った事や疑問を
友だちと共有してきた子どもたち。
たくさんある疑問の中から、テーマを決めてグループごとにどうしたら解決できるのか考え、
いつ・どこで・どんな実験をしたらいいか、話し合いました。
グループ①は、日向のベンチが熱くなるのはなぜか、
その理由を実際に戸外で温度を計って調べました。
グループ②は、水溜まりから連想して池はどうやってできるのか、
あそびの森で数日かけて穴を掘って水を流して調べました。
グループ③は、戸外で見つけたアゲハ蝶を育てていくうちに、
様々な色の蛹ができたことから何か決まりがあるのか、室内と戸外で育てて調べました。
グループ④は、戸外の葉が季節によって色が変わることから、
明暗の場所で歯の色の変化を調べました。
各グループ、調べて分かったことや気づきを文字や写真、
絵など様々な方法でまとめてました。
また子どもたち同士で、文字を書くことが好きな子、写真を選んで貼る子など、
それぞれが得意なことや好きなことを生かしながら
役割を分担して進めていく姿もありましたよ。
プレゼンテーションの日が近づいてくると、遊びの中でプレゼンごっこをしていました。
友達の前で話す子やページをめくる子、持つ子など適材適所で楽しみながら練習をする姿もありましたよ。
そして、保育参観当日は、保護者の方をお招きして、プレゼンテーション発表会をおこないました。
お家の方を目の前に、緊張している姿も見られましたが、
グループの仲間同士で助け合い、次の言葉や読むところを教えてあげたりしていました。
子どもたちが気になったこと、不思議に思った事を調べ、皆の前で発表することは、
子どもたちにとって初めての経験や時間になったと思います。
この経験の中で、友だちと一緒に調べ、問題を解決していく力や
自分だけではなく、相手にわかりやすく伝える方法、
そして様々な知識の獲得に繋がったのではないでしょうか。
引き続き、ひとりひとりの気づきに丁寧に関わっていきます。