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2023.03.24

【つき組】1年間の様子

 

 

今週はつき組の今年1年間の様子について紹介します。

 

つき組の子どもたちは安全基地を基盤とし遊びの中で様々な玩具や素材を用いて料理をする姿や積み木で乗り物を作るような姿がありました。そこから徐々にイメージが深まる様子や異なった素材と取り入れ「ハンバーガー」「ミルク、ごくごく」と保育者へ自分なりの言葉で表現するようになりました。そして言語への興味や語彙が深まり、伝えたいという意欲が更に芽生え「先生、カレーライス作ったよ」「赤ちゃんにミルク作ったの」「消防車作った」と様々なものに見立て、取り組むようになりました。一人一人が十分に見立て遊びを行い、その中で満足感を感じられるよう個々のスペースや素材の確保をしたり、見守る中で温かなアイコンタクトや応答をしていきました。

 

お友だちへの興味・関心も深まり、お友だちの遊びを模倣する姿や「あれ欲しい」とお友だちが使っているものや遊びに魅力を感じる様子もありました。その際には子どもの気持ちを十分に受け止めたうえで素材のある棚に同じものがあるか一緒に確認をしたり、気持ちを汲み取り代弁等をし仲立ちをしていき満足感や安心感を持って過ごせるようにしていきました。そこから「〇〇ちゃんおいで」「一緒にしよう」等、お友だちと遊びを共有しようとする姿も多く見られるようになりました。その都度、仲立ちをしていく中で気持ちを汲み取り、必要に応じて言葉を補ったり、代弁や相手の様子も丁寧に伝えていくことで他者への関心が深まったり、やりとりを満足に行えるよう援助していきました。

 

保育者が散歩や食事、午睡の準備をしていると、それに気付き「散歩行く?」「おてて洗う」「先生も一緒に食べる?」「出来た!」と自ら活動へ向かう姿があります。活動への期待や自分でやってみたいという意欲、うまくいかない時の葛藤に対して気持ちをタイムリーに受け止めながら援助していき、達成感や満足感を感じ、次への意欲に繋がるよう関わっていきました。

 

1年を通して子どもたちの様々な姿や成長に携わることができました。

今後も子どもたち一人一人の思いを十分に尊重し保育をしてまいります。

保護者の皆様、1年間、運営へのご理解、ご協力をいただきありがとうございました。