2022.10.22
【ほし組】食事の様子
今週は、ほし組の食事の様子についてご紹介します。
発達が進み、最近は保育者のしていることや、簡単な言葉の意味を理解する子どもが増えてきました。
それに伴い、保育者が「そろそろご飯の時間かな」と呟いたり、食事の準備や身支度を始めると、「あ、あ!」「まんま」と言いながら自分の席に向かう姿も増えています。
自分で椅子をひいて座ったり、仕草や指差しでエプロンをつけてほしいと保育者に伝えたり、食事をするための場所や準備が分かるようにもなってきました。
まだ自分で座れない子には保育者が援助し、ひとりひとりにエプロンをつけたり、手を拭いたりと準備をしている間、子どもたちはバタバタと両手でテーブルを打って嬉しそうに笑っています。
保育者が食事を運んでくると「きゃーっ」と声が上がるほど、子どもたちはお食事の時間が大好きです。
これまでミルクで栄養をとっていた子どもたちも、ご家庭での様子や発達に合わせて離乳食を進め、少しずつ色々な食材を食べられるようになってきました。
愛着形成が築かれた保育者に見守られながら、もぐもぐと小さな口を動かしてよく食べています。
素材そのものの甘味やおいしさを感じると表情や食の進みにあらわれるので、「甘くておいしいね」と心を込めて言葉をかけながら一緒においしさを感じると、満たされた様子で笑顔を浮かべる姿がかわいらしいです。
完了期まで進むと様々な調味料や食材を食べられるようになるので、「味噌が入っているからしょっぱいね」「今日は豚肉が入っているね」など、調味料や食材の名前も伝え、言葉が記号として結びつくようにもしています。
子どもが自分で食べたいものを選んで食べることができるよう、お皿は取りやすい場所に置くことで、「自分で食べることができる快」も感じています。
心と体の成長は影響し合うので、「食べたい」と思って手を使う経験を重ねることで、皿から口までの距離感や一口の量が分かり、手を使って食べることも上手になってきました。
自分で食べる方法を獲得していくなか、次第に保育者が使っている食具にも興味を示し、自分も同じように使ってみようとする姿も増えてきました。
難しい時は喃語や表情で保育者に伝えるので、「やって、って教えてくれたのね」「あつまれしようね」と言葉をかけながら援助していることで、最近は「って」「まれ」となんとなく言葉にして伝えてくれるようにもなってきました。
信頼できる保育者とおいしさやお腹いっぱいになる心地よさを一緒に味わいながら、摂食機能や言葉、食への意欲が日々育っています。
ただ食べるだけの時間にするのではなく、食べることを楽しい、大好き、と子どもたちが思えるよう、引き続き丁寧に寄り添っていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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♡ハートの種明かし♡