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2022.09.30

9月室内装飾【お彼岸】

 

今週は室内装飾“お彼岸”について紹介します。

 

お彼岸とは、春分の日、秋分の日を中日とする前後7日間のことです。この時期、仏教では極楽浄土に想いをはせ善行を積むべき、大切な時期とされています。一般的には、お寺の法要に参加したり、お墓参りに行ったりして、先祖や故人を偲び供養します。その時に、御萩・団子・菓子・のり巻き・稲荷寿司などを作り、仏壇に供え、先祖のお墓参りをする習慣があります。

玄関には【菊の花・お供え物の和菓子】を飾っています。

 

ほし組では、装飾の菊の花とお供え物の和菓子に興味を示す姿が見られ、自ら手を伸ばして触れたり掴んだりして感触や様子を確かめる姿が見られました。

花の色や香り、葉っぱの形を一緒に見ながら、子どもたちがそれぞれに興味を持ったところに寄り添い「葉っぱの形がギザギザしているね」「お花の名前は菊で、白色や黄色だね。きれいだね」と丁寧に言葉にして関わりました。

 

つき組では、装飾を見ると不思議そうに見つめたり、手で優しく触れる姿が見られました。保育者が「菊のお花だね」と伝えると「きれい」と返してくれたり、「黄色…白…ピンク!」と色を言葉にする姿も見られました。一緒に観察しながら「こっちはまだ咲いていないね」「もうすぐ咲くかな」とやり取りを行い、子どもたちの興味関心に寄り添っていきました。お彼岸の意味についても、お墓参りに行くこと等分かり易い言葉で伝えていきました。

 

そら組では、装飾を見ると興味を持ち「なに?」「見たい、見せて」と保育者に伝える姿がありました。子どもたちの気持ちを受け止め、装飾を子どもたちが見やすい場所に置くと、おはぎなどに触れたり、菊の花を見て「白と黄色があるね」と感じたことを言葉にして保育者に伝える姿も見られました。「おはぎと菊の花はお墓参りをするときに持って行って、お参りをするんだよ」と分かり易い言葉でお彼岸について伝え、日本の文化にも興味が持てるような関わりをしていきました。