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2022.06.04

【5月室内装飾】小満

今週は5月の室内装飾についてご紹介します。

5月の装飾は「小満」をテーマにしました。

小満とは、日本の季節を二十四に分けた二十四節気のうち、5月20日頃から6月4日までの時期を指します。

あらゆる生命が満ち満ちていく時期で、太陽の光をあびて様々なものがすくすくと成長していきます。

野菜もぐんぐんと育つ時期にちなみ、玄関にはこの時期が旬の「にんじん」と「アスパラガス」を飾りました。

 

飾ってある野菜を見て、そら組の子どもたちが「見たい!」と興味を示していたので、保育室で観察できるように環境を整えました。

保育者が装飾の野菜を持ってきたことに気付くと、自ら『野菜と果物』の図鑑を用意する姿もありましたよ。

 

 

 

本物の野菜と写真を見比べる中で、図鑑にアスパラガスの断面図があることに気付くと、「本当はどうなっているのかな」と関心を深める場面がありました。

子どもたちの姿に合わせてアスパラガスを半分に切ると、匂いをかいだり、色を確認したり、切ったところから水分が出ていることに気付いたり、本物に触れたからこその発見を夢中になって楽しんでいました。

 

 

装飾を通して日本の季節や旬の食材などに親しんだそら組の子どもたちですが、実は進級後から、保育園に食材が配達されると調理の職員と一緒に観察をすることを楽しんでいます。

こうした経験もあって、「にんじん」や「アスパラガス」といった野菜にも関心を持ったようです。

 

 

 

いつも食材を配達してくれる人の姿が見えると、「見に行きたい!」という声が上がります。

保育者と一緒に見に行くと、「これはなに?」「明日の給食に入っているの?」とひとつひとつの食材をじっくり観察することはもちろん、調理の職員や保育者とやり取りすることが楽しいようです。

「これは○○だよね」「明日の給食が楽しみだね」と話す子どもたちに応じながら、食事や食材に興味を持つ姿に寄り添い、見守っています。

こうした経験が食事を楽しむ姿に繋がり、給食の時間になると「昨日見た○○だ」「シャキシャキって音がするね!」と、前日の経験を思い出しながら味わって食べる姿が多く見られるようになってきました。

 

室内装飾で本物を十分に観察し、調理に関わる人とのやり取りを楽しみ、保育者と喜びや美味しさを共有することで、子どもたちは食への意欲を高めています。

今後もあたたかく心地よいやり取りを続け、子どもたちの「触れてみたい」「食べてみたい」という気持ちを大切にしていきたいと思います。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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