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2024.05.09

5月の室内装飾・つき組のお散歩

今週は5月の室内装飾【端午の節句】とつき組さんの散歩の様子を紹介します。

 

端午(たんご)の節句とは、五節句のひとつです。古代中国では、古くからの季節の変わり目の5月になると薬草である菖蒲酒を飲み、菖蒲を腰に下げるなどして、体の汚れをはらう厄除けの行事をしていました。

この慣習が日本に伝わり、菖蒲が(尚武)に通じることから、武士の間で男の子の厄除けと健康を祈る行事として定着しました。1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、「母に感謝する」お休みの日と決められてから、端午の節句の日が、こどもの日にもなったそうです。そのため本来は男の子のための日でしたが、今では子どもたちみんなをお祝いするようになりました。また、「鯉」というお魚は、強くて流れが速くて強い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚です。そんなたくましい鯉のように、子どもたちが元気に大きくなることをお願いする意味が込められています。五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願って悪いものを追い払う意味が込められているそうです。今も昔も、子どもを大切に思い成長を願う気持ちが込められています。

 

装飾:折り紙の兜、菖蒲の花

 

暖かい日が続き、お散歩に行く日も増えてきました。お散歩にも慣れてきたつき組のお友達。保育者がお散歩の準備をすると帽子を取りに行く姿が見られます。まだ、帽子を反対に被ってしまうことや靴下に足を入れるのは難しいですが、自分のことは「自分でしてみよう」と思う気持ちが少しずつ出てきました。自分で挑戦してみようという気持ちを受け止め、挑戦している様子を見守り、さり気なく手伝い、被り方や履き方を伝えています。

公園に行く道も「歩きたい」と教えてくれる姿もあり、歩くことを積極的に楽しんでいます。お花が咲いていると指を差し、電車が通ると嬉しそうな姿があります。

公園では、アリやチョウを見つけると指を差し、興味津々に見つめ、自然にも触れ合っています。

また、芝生の坂道を登ることや探索活動を楽しみ、左に行ったり右に行ったり、たくさん身体も動かしています。

これからの季節も子どもたちが季節を感じられるような関わりや声掛け、自然との触れ合い、身体を動かして戸外活動をしていきたいと思っています。