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2022.02.08

カレーライス作り【ひかり組・ゆめ組】

 

前回のカレーライス作りの紹介に続いて、今回はひかり組・ゆめ組の様子をご紹介します!

 

【ひかり組】

ひかり組では、予め、じゃがいもグループ・にんじんグループを決めていき、当日は分かれて調理をしていきました。

野菜を水で洗うことから始めて、「水で綺麗に洗うと、美味しくなるかな?」と、期待を膨らませる姿が見られました。指先を使って丁寧に汚れを落としていましたよ。

ピーラーでの皮剥きでは、保育者が手を添えていると、「一人でやりたい!」と、伝える子の姿も見られました。その気持ちを受け止め、保育者が傍で見守ると、手元から目を離さずにゆっくりと丁寧に皮を剥き、剥き終わったあとは「できた!!」と、嬉しそうな表情が見られ、達成感が伝わりました。

その後は、保育者が野菜を切る姿をじっと見ていた子どもたち。ここからどのようにカレーになっていくのか話しをしていくと、「お鍋に水を入れて、その中に野菜を入れるんだよ!」「カレールウも入れるよね!」と、完成までの工程を想像しながら、保育者やお友だちと期待を持った会話が聞こえてきましたよ。

 

 

 

【ゆめ組】

ゆめ組も、じゃがいもグループとにんじんグループに分かれて、調理をしました。ピーラーでの皮剥きでは、「じゃがいもは、でこぼこしてるから難しい!」「にんじんは、皮を剥いても同じ色だから、剥けてるのか分からないな…」と、苦戦しながらも、気付いたことをお友だちと共有していました。

そして、ドキドキの切る工程!包丁で切る時には、以前のクッキング活動で包丁を使った時のことを思い出して、「左手はねこの手にするんだよね」と、友だち同士で話す姿も見られました。保育者が手を添えながら、慎重に、いちょう切りにしていくと、「いちょうの葉に似てるからいちょう切りっていうの?」と、”いちょう切り”の由来を保育者に尋ねる姿も見られましたよ。

その後は、みんなで切った野菜がどんな風にカレーになっていくのか、調理さんが目の前で調理してくれる様子を観察しました。

煮るお手伝いをする中で、「カレーの匂いがしてきた!」と、わくわくした表情で匂いの変化を楽しんでいました。「早く食べたいな!」と、給食の時間が待ち遠しそうでしたよ。

 

 

そして、待ちに待った給食の時間、子どもたちは、”自分たちで作った”という特別感から、大好きなカレーライスが、いつもよりも更に美味しく感じられたようで、あっという間に食べ終えていました。苦手な野菜も食べてみよう、という気持ちが育まれたのではないかと思います。

また、皮を剥いたり、切ったり、調理した経験が自信に繋がり、「お家でも作る!」と、張り切る姿が見られました。「来年は何やるの?」と、来年度のカレー作りに期待する子どもたちの姿も見られましたよ。

今後も、クッキング活動に取り組む際には、衛生面に十分配慮しながら子どもたちの発達に合わせて取り組み、”やってみたい”という意欲を大切にしていきたいと思います。