2024.04.27
赤ちゃん人形との関わり【つき組】
今週は、新入園児1名を迎えてスタートしたつき組の様子をお伝えします。
新しい環境にも慣れ、様々なことに興味を持って日々じっくりと遊んでいるつき組の子どもたち。特に、ほし組の頃から一緒に過ごしてきた赤ちゃん人形との関わりが増し、これまで大人から受けた温かな関わりを赤ちゃん人形へと行う姿が見られるようになってきました。自分の受けた心地よい関わりを他者にもしてあげたいという自己実現欲求を満たしていくために大切な遊びとなっています。
ほし組にはなかった赤ちゃん人形用のオムツマットがつき組には設置されるようになったことで、保育者が友達の着替えやおむつ替えの介助をする姿に気付くと、保育者の隣に自分の赤ちゃんを連れてマットを持ってくる姿が見られています。服を脱がせたり、おしりふきで体を拭いてあげたりとお世話をし、清潔になる心地よさを赤ちゃんと共有しています。
絵本を読みながら「あーん」と食べさせ合うやりとりをしている際に、保育者がさりげなく赤ちゃんを膝に座らせると、指で絵を摘まむ仕草をし口元に差し出して食べさせる様子がありました。周りにいた子もそのような姿を見て、自分の赤ちゃんを連れてくるとクッションを背もたれにして座らせ、ご飯を食べさせてあげる微笑ましい姿が見られています。
日々の生活の中で、赤ちゃん人形との関わりが増えたことで自分の赤ちゃんに対する愛着も増している子どもたちです。いつも一緒にいたいという思いが芽生えているようで、午睡時には必ず赤ちゃんを連れてきて、抱きしめたり隣に寝かせたりして満足そうな表所で入眠しています。
子どもたちの赤ちゃん人形に対する可愛らしい関わりを見守り、引き続き受け止めていきたいと思います。