2024.04.27
4月室内装飾
4月(卯月)の装飾
~穀雨の時期の野の花~
ナノハナ カラスノエンドウ クサフジ
ハナダイコン ヒメツルソバ
アカツメクサ シロツメクサ
春先の野原といえば、菜の花、タンポポなど黄色い花をつけることが多いように感じますが、季節が進むとともに、ピンクから紫そして青い花が多く見られるように感じます。穀雨の時期は春の終わりの時期でもあり、野の花も春の花から初夏の花へ移り変わる時期です。
二十四節気の清明から立夏までの間が穀雨と呼ばれます。この時期になると柔かく暖かな雨が降り、田畑を潤します。春も終わりかけ、雨も多く降る穀雨の時期は、田植えなどの農作業が始まる時期でもあります。
今年は4月19日から5月4日までが穀雨になります。
(ほし組)
園庭で園長先生が室内装飾の準備をしている様子を見て、「先生、何してるの?」というように窓をパンパンと叩く姿が見られましたが、徐々に園長先生からお花に興味を持ち始め、しばらく生け終わるまでずっと見ていました。生け終わった後も、落ちている蕾や葉っぱを指差ししながら教えてくれました!
玄関にお花を見に行くと、最初は見慣れない光景にビックリしていましたが、「キレイだね。」「黄色のお花、ピンクのお花いろいろあるね。」と保育者が声をかけると、「うん」と言いながら頷いていました。
保育者がお花を触ると、恐る恐る手を伸ばしてツンツンと触り、触ることができると、身体を上下に揺らしながらお花と保育者を交互に見て、笑顔の保育者と目が合うと、嬉しそうに笑いながら「わあ!」「ああ!」と言ってさらに体を揺らしていました。
お花を触れたことが本当に嬉しかったようです。
(つき組)
お花を見つけると、「あ、お花」と指差しをしながら近づきます。机の周りを歩き回り、様々な角度からこれは何だろう?と観察していました。保育者がひとつひとつ優しく触りながら「この〇〇色のお花は〇〇だよ」と話をしました。
その姿を見て、子どもたちも保育者を見ながら触り方をマネして優しく触ったり、ときには引っ張たりして感触を楽しんでいました。
その後、園庭にあるタンポポとわた毛を見て、指差しをしながら「黄色」「白」と色を教えてくれる姿がありました。
春の植物に触れることで興味か広がったようです!
(そら組)
園長先生がアカツメクサを花瓶に入れてお部屋に持ってきてくれました。
子どもたちは「ピンク!かわいい」と観察したり、「これで見てみよう」と自分から図鑑を持ってきて調べ始めるそら組さん。
保育者が玄関にもお花があることを伝えると、「見たい!」と楽しみにしながら階段を降りました。
色とりどりの花が飾ってあるのを見ると「キレイ!」「いちごの匂いするよ!」と目や鼻を存分に使って楽しんでいました。
色に興味を持ち始めていて、お花をひとつひとつ指して「赤」「青」「紫」「黄色」と」伝えてくれる子もいましたよ。
「そうだね、かわいいね。」と共感すると嬉しそうに「かわいいね」と言う姿も見られました。
階段に座って観察したり、つき組から図鑑を借りてお花について調べてみる等、子どもたち自身でより研究を深めていました!