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2024.04.30

赤ちゃん人形

 

0歳児クラスの子どもたち一人一人に保育者が手作りした「赤ちゃん」を手渡ししました。この赤ちゃんは、子どもたちが「自分と第三者との間に信頼関係を築く」という行為の土台となり、自分がされて嬉しかったことを返すことで、子どもたちの中で掛け替えのない存在になっていきます。子どもたちは日々、自分の欲求や思いを保育者に受け止めてもらう中で、相手を信頼し情緒が安定していきます。信頼できる大人と関係を築くと、その姿や行動を模倣し、今度は自分がしてもらったことを第三者に返すように自分の「赤ちゃん」に関っていきます。

 

赤ちゃんを見つけると興味を持って近づいたり、じっと赤ちゃんの顔を覗きこんだりする様子が見られました。赤ちゃんの表情はシンプルな作りになっており、笑っているのか、困っているのか、子どもたちがその時々に応じて決める事ができる作りになっています。

 

0歳児の頃から、あそびの中で人間関係の土台を育んでいく子どもたちの姿を見守りながら、信頼できる大人としての関わりを続け、安心して生活できる場を整えていきます。