2024.07.06
7月室内装飾『七夕』
7月の室内装飾のテーマは『七夕』です。
七夕は五節句のひとつで、縁起の良い「陽数」とされる奇数が連なる7月7日の夕べに
行われるため、「七夕の節句」といいます。
笹を用いて行事をすることから、「笹の節句」とも呼ばれています。
中国伝来の「七夕伝説」や「お盆前の清めの風習」などが結びつき、現在のようなかたちになりました。
◎五色の短冊
七夕の短冊は「たなばたさま」の童謡にもあるように、五色のものが一般的となっています。
それぞれの色に意味があり、願い事の内容に対応していると言われています。
五色というのは中国の紀元前に生まれた『五行思想』から生まれたものとなります。
赤 目上への礼を大切にすること。相手にに尽くすこと。
白 ルールを守ること。義務を果たすこと。
青 他者を思いやること。人を愛すること。
黄 約束を守ること。正直であること。
紫 優れた知識・知恵を持つこと。正しい判断を行うこと。
今年は、大きな笹の葉を用意して、子どもたちの短冊をたくさん飾れるようにしました。
ひかり組は、
かわいくなりたい・大人になりたい・漢字が書けるようになりたい・スケボーが上手になりたいなど
子どもたちの夢や希望を書いた短冊を、各々が書いて飾りに行きました。
保育者が書いた短冊を模倣して、書いてみようとする子もいましたよ。
ほし組・つき組は、
お家の方にお願いごとを書いていただき、子どもたちと一緒に
飾りに行きました。笹の葉を見て「葉っぱ」と言葉にしてみたり、
飾りに興味を示し、触れてみようとしていました。
ほし組は、短冊を見に行った時に、水遊びをしている子どもたちにも
興味を示して、園庭に近づいていこうとする可愛らしい姿もありました。
ーーみんなの願いが叶いますように
そして、みんなげんきで楽しく過ごせますようにーー
保育者一同