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2024.02.20

【ほし組】指先を使った遊び

年も明けて、子どもたちの発達と共に物を口に入れることが減ってきたほし組さん。

それに合わせて様々な素材に親しんでもらえるよう遊びの環境を整えています。

 

花紙を用意すると子どもたちも興味を持って手を伸ばします。花紙は柔らかいので初めて丸めたり破いたりするのに丁度いい素材です。

保育者が破いていく様子を見て同じようにやってみる子どもたち。左右に引っ張ってビリビリと破くことが出来ると嬉しそうな表情を見せています。破いた紙をひらひらと動かすことを楽しんだり、黙々とちぎっていくことに面白さを感じています。

慣れてきたころにボウルやお鍋をそっと近くに置いてい置くと、気付いた子からちぎった花紙を入れてスプーンで混ぜてみたりお鍋からお皿に移し替えて遊ぶ姿に発展していきました。

 

指先の発達に伴い、折り紙や画用紙、包装紙などの強度の違う物も用意しました。それぞれ違う手触りや破く音の違いに面白さを感じ、積極的に手を伸ばして親しむ様子が見られます。綿も用意してみましたが、そのフワフワの感触に目を丸くして”なんだろう…?”と不思議そうに手に触れていましたよ。

 

指先でそれぞれつまむことはできるようになってきましたが、まだ左右に力任せで引っ張る段階です。破り方を手本として見せつつ、強度のあるものは少し切れ込みを入れておくとそこから試行錯誤して破ろうとする姿も。破れると嬉しそうに見せてくれる子どもたちです。

 

ほし組さんにはビジーボードというものを設置しています。ずりバイやハイハイ、つかまり立ちなど様々な体制でも親しめるように床や、手を伸ばせる位置に設置してあります。どちらもその子の発達に合わせて遊べるようになっています。

握る、押す、引っ張るなどの動作や音を五感を使って繰り返し遊んでいく中で、”ふしぎ””おもしろい”””やってみよう”といった気持ちにその都度共感していきました。手や指先の運動にも丁度いい遊びの一つです。

 

引き続き子どもたちの発達に合わせてじっくり遊べるよう環境を整え、気持ちや気付きに共感しながら関わりたいと思います。