2024.01.05
1月室内装飾
あけましておめでとうございます。
玄関にしめ縄、室内には子どもたちが作った鏡餅と、三方、裏白、四方紅、御幣を飾りました。
『しめ縄』は年神様が迷わないよう、目印として玄関に飾ります。
子どもたちが作った鏡餅と、三方、裏白、四方紅、御幣を飾りました。
『鏡餅』は、かつて銅鏡と呼ばれていた丸い鏡に由来すると言われています。三種の神器でもある銅鏡には神様が宿るとされ、神聖なものであると信じられたようです。
そのことから、年神様の依り代となる丸い餅を鏡に模して、「鏡餅」と呼ぶようになったと伝えられています。
また、鏡餅が2段になっているのは、大小2段で月と太陽、陰と陽を表していて、福徳が重なって縁起がよいからと言われています。
鏡開きの日には無病息災などを祈り、年神様が宿っていた鏡餅を食べるのが昔からのならわしです。
【ひかり】
炊く前のもち米を見て「写真のやつより小さいね!」などと感想を伝え合っていました。
炊飯器にもち米を入れ、みんなで「3・2・1」とスイッチを押し、炊きあがるのを楽しみに待っていました。炊飯器から湯気を出てくると、「なんかいい匂いするね!」「もう、できるのかな?」とわくわくした様子や炊飯器に残り時間が表示しれていると、10分前から炊飯器の前で「あと、6分だよ!」と炊きあがるのを待つ微笑ましい姿がありました。
ボウルと麺棒でもちつきを始めると「硬いね」「お米の形がなくならないね」と話しながらも、友達と協力しておもちを作ることができました。1つ1つの工程やこうした日本の伝統文化に触れ、気付いたことを共有したり、良さを感じ日本の文化に興味を持てるよう関わっています。
【ゆめ】
一般的なサイズのものより、小さい杵と臼で使用しました。杵は2種類の大きさがあり、「なんで大きさが違うの?」と不思議に思い保育者に聞く姿や、友達が大きめのものを使っている姿を見て「大丈夫かな?」「重たくないのかね?」と心配する姿も見られました。
炊飯器の炊きあがる音が聞こえると、「もう炊けたの?」と驚く姿も見られました。
実際に、もち米をついていくと「なかなか、お餅にならないね」「いい匂いだね!」と
感じた事を言葉にして伝え合っていました。
みんなでついていくと、少しずつお米の形が変わり、「もちもちしてきた」と
感触も変わってきていることに気が付いていましたよ。
作ったおもちは数日乾燥させ、ひかり組、ゆめ組みんなで一緒に12月28日に飾りました。
末広がりで縁起の良い「ハ」のつく28日に飾るのがよいとされることについても、子どもたちと共有しました。
1月11日は鏡開き。子どもたちと一緒に由来や意味に触れながら、おこなってみたいと思います。
今年も1年、よろしくお願いいたします。