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2023.07.06

【そら組】うどん作り

 

保育園では、子ども達が生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本としての『食を営む力』を育むことを大切にしています。「食べることが大好きな子ども」に育つには、身近な大人の温かい関わりの中で食事をし、満足感を味わう経験の積み重ねが大切ですね。おおむね2歳児の食育で目指す子ども像として「調理している人に関心を持つ」「調理体験を通して、食べるものを身近に感じ食材に興味を持つ」「作ることの楽しさを知る」などの姿が挙げられます。

 

そら組では調理体験として7月3日にうどん作りを行いました。今週はうどん作りでの子ども達の様子をお伝えしたいと思います。

 

絵本が大好きなそら組の子ども達。普段から様々な絵本を楽しんでいます。『うどんができた』という絵本もお気に入りの1冊です。「今日はうどんをみんなで作るよ」とお話ししながら絵本を読みました。保育者が準備を始めると興味を示し「何か楽しいことが始まるのかな」と椅子に座って期待を膨らませています。エプロンと三角巾を着けるとさらに嬉しそうな表情が見られていましたよ。

 

小麦粉をボウルにいれます。じっくりその様子を眺めていますね。小麦粉に触れ、さらさらとした粉の動きや感触をじっくりと確かめていました。

 

塩と水を入れて混ぜると感触がどんどん変化していきました。手にくっつく感覚や感触の変化に魅力を感じている様子です。離れて様子を見ていたお友だちもじっと見つめて興味を持っていました。保育者と一緒なら大丈夫かも!と不安よりも興味が大きくなり触れてみる姿も見られていました。

 

『うどんができた』の絵本の中にも、「ぐにゅ~ぐにゅ~」とこねているシーンや、足で「ふみふみ」と踏んでいるシーンがあります。子ども達も「ぐにゅ~!!」と呟きながらこねたり、「ふみふみふみ~!」と保育者と一緒に言いながら踏んでいて、絵本と実際の様子が結びついたようでした。

  

 

 

待ちに待ったおやつの時間です。とっても嬉しそうな表情を浮かべながら食べていました。「おいしいね」「つるつる~」と保育者と目を合わせていました。自分たちで作ったうどんの味は特別だったようですね。

 

つき組の子ども達もおいしくいただきました。おいしそうに食べる子ども達の表情を見ていると嬉しくなりますね。

 

うどん作りが終わってからもお家へ帰って保護者の方に「うどん作ったよ」とお話しをしたお友だちもいたようです。他にも「昨日うどん作ったよね」と『うどんができた』の絵本を保育者と楽しむ姿も見られています。調理体験を通して食材をより身近に感じたり、作る楽しさを感じることが出来たようで嬉しく思います。