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2022.06.10

【つき組】子ども同士の関り

温かくなってきたかと思えば、雨が降って肌寒い日もあり、衣服調整が難しい時期ですね。

 

今週はつき組の子どもたちの様子をご紹介します。

保育者との愛着関係が深まってきたことで、子どもたちは保育者の存在を身近に感じながら、少しずつ自分の世界を広げています。

そんな中、保育者との信頼関係に支えられ、以前よりも同じクラスの同年代の子どもに興味を示すようになってきました。

 

  

机の両端にしゃがみ、「ばあっ」と顔を出して目が合うと嬉しそうに笑うなど、やり取りを心地よく感じている様子です。

とても微笑ましい姿に、私たち保育者も思わず笑顔になってしまいます。

 

 

自分が帽子を被ると他の子にも帽子を渡しに行ったり、水を飲み始めると飲んでいない子を気にかけたり、一緒に何かすることを喜び誘う姿も見られるようになってきました。

保育者も子どもたち同士の関わりをすぐ側で見守り、子どもの思いを言葉にしてお互いに伝えています。

思いが伝わると照れたように笑うところが、つき組さんのかわいらしいところです。

 

また、他の子どもが遊んでいることやしていることに興味を持ち、手を伸ばしたり、同じことをしたい様子で見つめていることもあります。

保育者が「○○くん楽しそうだね。あっちに同じものがあったよ」と言葉にならない思いに丁寧に寄り添うと、気持ちを受け止められたことにホッとして安心したように頷き、隣り合って同じ遊びを楽しんでいます。

 

こうした人と関わり合うことの楽しさや、一緒に過ごすことの喜び、安心感といったものを味わうことで、子どもたちは他者と関わる力の基礎を培っています。

しかし同時に、まだまだ保育者との関わりや、ひとり遊びにじっくり夢中になることも大切な時期です。

「自分の!」と独占することが必要な発達でもあります。

関わりを楽しいと思う反面、触れ合いを求められたり、手が伸びてくることに驚いて、戸惑いや嫌だという思いを声や表情、仕草で表すこともあります。

そんな時は保育者が必ず寄り添い、「今は○○しているみたいだね」等と代弁することで、必ず保育者が助けに来てくれる安心感や、相手と自分の気持ちに違いがあること、自分の気持ちをコントロールする方法に気付いけるよう配慮しています。

 

子どもたちは、自分が夢中になっているあそびや、信頼する大人との関わりを十分に保障され、守られている経験を重ねることで、自然と周囲の人との関わりに期待を持ち、関わりたいという思いをより高めていきます。

今後もひとりひとりの思いを十分に受け止め、代弁や仲立ちをしながら、それぞれの遊びと他者との関わりのどちらも満足ゆくまで深めていけるよう、見守っていきたいと思っています。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

 

「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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