今月の装飾をご紹介します。テーマは、立夏から小満です。

野菜はアスパラガス、さやえんどう、新じゃがで、花はあやめ、マツムシソウ、シャクヤク、オルレア、ヒルザキツキミソウ、シレネ（ムシトリナデシコ）、キンギョソウ、ウツギ、ニゲラになります。

立夏から立秋の前日まで暦の上では夏となります。新緑に彩られさわやかな晴天が続く頃で、１年でもっともさわやかな季節ですね。５月２０日からは小満。陽気が良くなり、草木が成長して茂るという意味で、動物や植物にも活気があふれる時期です。秋にまいた麦の穂がつく頃で、安心する（少し満足する）から小満という意味もあるそうですよ。

そんな季節を彩る花と旬の野菜です。アスパラガスやさやえんどうはビタミンやミネラルが豊富で栄養価がとても高い野菜です。新じゃがには便秘改善に有効な食物繊維、糖質を分解し脳の働きを活発にするビタミンB１なども豊富です。新じゃがに含まれるビタミンの量は通常のじゃがいもに比べておよそ４倍で、レモン１個分に相当します。皮と身の間に栄養成分はたっぷり含まれているそうなので、蒸したり煮たりして積極的に食べていけるといいですね。

これからやってくる夏に向けてしっかり栄養をつけて元気に過ごしていきましょう。玄関に飾ってありますので、ぜひお子さまと手にとって観察したり匂いを嗅いだりして季節を感じてみてくださいね。