2024.01.12
1月室内装飾
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今月は「お正月」をテーマにしめ飾り、鏡餅を飾りました。
お正月とは、1年間の幸せをもたらすためにやってくる年神様を家族みんなでお迎えする行事になります。しめ飾りには、年神様をお迎えするのにふさわしい神聖な場所と示す役割があります。鏡餅は、年神様へのお供え物となります。お餅に乗っている橙には、「家系が代々栄えますように」という願いが込められています。
ほし組
保育者がしめ飾りを持ってくると、すぐに興味を抱き手に取ってみる子どもたち。お正月に飾るものであることや「あけましておめでとうございます」と挨拶をすることを伝えると、実際に飾られている時のように壁に当ててみたり、お辞儀をしたりと保育者の模倣をする様子がありました。匂いに気付けるよう「草の香りがするね」と声掛けをしていくと、鼻を近づけてみる姿もありました。
つき組
見慣れないものであるためか、不思議そうにしたり、少し遠くから観察したりする姿がありました。
安心できる保育者と一緒に触っていくことで、「クシャ」と音が鳴ることや「ねじねじ」と藁がねじってある部分があることに気付き、保育者と共有しながら触れています。
そら組
しめ飾りの装飾の色鮮やかさに目が惹かれるようで、指でそっと触りながらじっくりと観察をしています。
そら組の子どもたちも藁の匂いを嗅いでみる姿があり、「草の匂いがするよ」と気付いています。また、鏡餅の橙に興味を持ち、「みかん乗ってる」と子ども同士でやりとりする姿があり、子どもたちの気付きを受け止めながら、橙という実であることや由来について伝えていくと、野菜図鑑で橙がどのようなものか調べてみようとする姿がみられていました。
日本の伝統行事に触れ親しむ機会を今年も大切にしていきたいと思います。
皆様のご健康をお祈りいたします。