NEWS

お知らせ

View More

2023.12.26

12月室内装飾『冬至』

 

 

12月は室内装飾として『冬至』をテーマにかぼちゃとゆずを飾りました。

冬至とは、1年で一番昼が短く、夜が長くなる日のことです。「冬至」という暦は、1年を24等分に分けて季節の節目に名前をつけた「二十四節気」のうちのひとつです。旧暦では、立冬と立春の中間にあることもあり、ちょうど冬の真ん中にあたります。太陽の位置が1年で最も低くなるため、日照時間が短くなり、夜が長くなります。

 

かぼちゃは、緑黄色野菜の王様といわれるほど、ビタミンやカロチンが多く含まれた栄養満点の野菜です。冬になると風邪をひきやすくなりますが、かぼちゃに豊富に含まれるビタミンやカロチンは、肌や粘膜を保護して風邪に対する抵抗力をつけてくれる作用があります。

 

ゆず湯は、冬至=湯治という語呂合わせからきています。また、柚子(ゆず)=「融通(ゆうずう)」がききますようにという願いも込められています。かぼちゃと違い、冬が旬の柚子は香りも強いため、邪気を避け、運を呼び込む前の厄払いの目的でも使用するようです。

早いもので今年も残り数日となり寒さも厳しくなってきましたが、体調管理に十分気を付けて元気に過ごしたいですね。

玄関でかぼちゃとゆずを発見すると、「かぼちゃだ~!」「大きいね」とお話しする子や、ゆずを見て「みかん!!」と親しみのある名前で伝える子もいました。ゆずに触れてみると「かたーい!」とみかんとは少し違った硬さに気付く姿もありました。皮を剥こうと指をくぼみに当ててみますがなかなか剥けませんでした。中には少し柔らかくなっている部分を見つけて力を加えてみる子も…。ズボッと指が入り、思わずびっくりしていました。ゆずの果汁が指に付き、匂いを嗅いで確かめていましたよ。玄関に入るとゆずの香りが漂っていて「いい匂いだね」と子ども達とやりとりする保護者の方もいらっしゃいました。

 

 

12月22日の給食はごはん、鶏肉の幽庵焼き、かぼちゃのいとこ煮、けんちん汁の『冬至』の行事食メニューでした。

 

大好きなかぼちゃを一口。「あま~い」ととても嬉しそうな笑顔が溢れていました。「玄関に飾ってあったね」「ゆずはどんな味かな」とゆっくりやり取りをしながら過ごしました。あまり食べなれない食材も実物を観察し実際に触れ味わうことを通し、食の経験が豊かになったら素敵だなと感じています。

 

 

保育園は12月29日~1月3日まで年末年始のお休みに入ります。1月4日より通常通り開園いたします。お休み明け、元気な子ども達に会えることを楽しみにしています。

本年も保育運営にご理解・ご協力いただきましてありがとうございました。よいお年をお迎えください☆