早いもので今年もあと残り僅かですね。１２月と言えば大掃除。身も心も綺麗にし１年の厄を払い、新しい年に神様を迎え入れ幸せを運んで頂く・・大切にしたい日本の伝統文化ですね。

２歳児クラスのオリオン組では自分たちの部屋の大掃除をしました。担任保育士が大掃除の話をすると「ぐりとぐらみたいに？」と保育室に置いてある絵本を思い出した子どもがいました。

「汚れている所、どこかな？」と声を掛けると「こっちもあったよ！」「ほんとだ！」と子ども同士で部屋中を探します。途中で「バケツちょうだい」「先生みたいに」と言い、普段保育士が玩具消毒をしている姿を見て「やってみよう！やってみたい」と感じたのでしょう。大人のように雑巾を洗い、雑巾を絞る・・そんな姿が見られました。「ぐりとぐら、どうやっていたかな・・・」と絵本を見返す子どももいました。事前に伝えていたこともあり、３０分以上部屋の隅から隅まで丁寧にがんばってくれました！

汚れていた所がきれいになるって気持ち良いな～と心身共に整う経験ができたのではないでしょうか。ご家庭でも大掃除の際にさりげなくお子さん用の雑巾を用意してみると“大人と一緒に”が大好きな子ども達ですから、お父さんお母さんの姿を真似て一緒に楽しくお手伝いしてくれるかもしれません。オリオン組さん、お部屋を丁寧に綺麗にしてくれてありがとう！

今年も保育にご協力、ご理解いただきありがとうございました。皆さまよいお年をお迎えください。