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2023.12.15

室内装飾~七五三~

11月15日は七五三ということで、玄関の装飾を行い、子どもたちと観察したりやり取りする時間を作りました。今回は七五三にちなんで、榊、千歳あめ、髪飾りを装飾しました。

 

七五三の起源は平安時代と言われていて、7歳までは特に病気などにかかりやすいとされていたので、子どもたちが特定の年齢まで達したことを祝うとともに、これからも元気に育っていくよう神様にお願いする儀式を行っていたことから始まったようです。

七五三といえば千歳飴のイメージがあるかもしれませんが、飴を作る時に長く伸ばすことから「千年飴」「長寿飴」とも呼ばれていたそうで、「千歳まで長生きしてほしい」という思いが込められているようです。

またムベの木というのも七五三とつながっていて、ムベの葉は「掌状複葉(しょうじょうふくよう)」と言い、細く長い柄の先に葉をつけます。芽が出て1年目は3枚の葉、その後5枚になり、実ができるころには7枚というように成長に合わせて葉が増えていくため、七五三の縁起木と呼ばれています。

 

子どもたちは千歳飴に興味深々。「なにこれ?」とじっくり見ていました。飴であることをつたえると匂いをかいで「あまい」と嬉しそうに教えてくれました。

図鑑の七五三のページを見ながら、「かっこいい服着てる」など普段の服装とは違うことに気が付く姿も見られました。まだ経験していない子も多くイメージするのが難しいようでしたが、なんだか楽しそうと感じたようでワクワクしたような表情も見られましたよ。

子どもの成長を願うことは、今も昔も変わっていないことが七五三を通してわかりますね。保育園でも子どもたち自身が、大切にされていると感じられるように、日々の関りを丁寧にしていきたいと思います。