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2023.10.14

色での気付き

今週はつき組の様子をご紹介します。

 

<クレヨン遊び>

クレヨンを使って遊ぶ姿は入園・進級当初から見られていましたが、半年程経ち描き方や塗り方が広がってきています。

以前よりも指先に力が入るようになり力強い線を描いたり、手首を使いながら曲線を描いたりと描くものの種類が増えてきている子どもたち。

毎日のようにクレヨン遊びをする中で、机上だけでなく床に寝転んだりクレヨンを両手に持ったりと様々な描き方を試す姿も見られます。

このような姿に合わせて床や壁に模造紙を貼り、背伸びをしたり、腕を大きく広げたりしゃがんだりと全身を使いながら存分に遊べる環境を整えていくと、満足ゆくまでじっくりと描いているつき組さんです。

  

 

 

また“ママ”“ワンワン”“カメ”等イメージを持って描くといった姿も見られるようになりました。

この時期は描いたものがまとまった形にはなっておらず何かを意図して描いたようには見えないこともありますが、経験した出来事の思い出と結び付けて「○○」と答える姿も見られており、子どもなりに“描く”という行為や描いたものに意味が伴い始めています。

 

ケースから好みの色を選びながら描く姿が増えていますが、保育者とのやりとりの中で色の名前が一致してきており、自分や友達の服、玩具等で好みの色を見つけると「青」「赤」「一緒」と指を差して見比べる姿があります。「本当だ一緒だね、よく見つけたね」等子どもたちの発見や色への興味に寄り添っています。

 

<絵の具遊び>

初めは手に絵の具がつくことに不快感を示し少し離れた場所から様子を伺う姿もありましたが、保育者と一緒に触れていくことで安心できるものだと認識し、自ら触れていった子どもたち。

 

 

 

絵の具の感触に慣れてくると、手ですくって握りつぶす等様々に働きかける姿があります。その時の音や感触に面白さを感じていたことが表情から汲み取れたため発見を共有しつつ、絵の具の性質を十分に確かめられるよう、実験する姿を見守ることも大切にしていきました。

 

 

 

 

 

 

 

手の平に絵の具がついた状態で保育者や友達とタッチをしていく中で、他の色と混ざり合い色が変化したことに気付く場面もありました。遊びの中での大発見に「あ!」「あれ?」等心が動いた子どもたちです。「青と黄色が混ざったら緑になったね」「不思議だね」等、驚きや感動を丁寧にやりとりしていきました。

 

 

このように遊びの中で偶発的に思いがけないことを発見すると、それを繰り返しながら「こうするとどうなるんだろう」「どうしてこうなるんだろう」等物の関係や仕組みについて探求心が芽生えます。

私たち保育者も予想される遊びに限定することなく、豊かに遊びが展開されるよう共感的に関わることや、じっくりと探求するための時間と空間の保障することを大切にしています。

 

 

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「みんなの頭の上にあるものは何?」

 

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

 

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾!

 

 

♡ハートの種明かし♡

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