９月３０日（土）に遊びの森DAYがありました。

あそびの森は系列園の「さつきちゃんのお家」という保育園にあります。

普段はプライムスター保育園の3～5歳児の子どもたちが過ごしている場所です。今回参加された保護者の皆さんと一緒にプライムスター保育園でのあそびを体験していただきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

保護者の方と庭に足を踏み入れると、慣れない環境に身体を固くし少し緊張した様子で周囲を見渡していました。保護者の方の見守りの元、少しずつ自分の足で興味のあるものへ歩いていく子どもたち。お家から収集用のケースやシャベルを持ってきた子もいました。お父さんが虫を見つけ声を掛けると、興味を持って虫を見ています。早速持ってきたケースに入れ、嬉しそうに周囲にいる保育者に「ん！」とケースを見せていました。図鑑を持っていくとケースにいる幼虫と図鑑を見比べ、親子でじっくり観察していましたよ。

セミの抜け殻が木についている情報を保育者から聞くと、抜け殻探しを始める子も。一匹、また一匹と見つけて袋に集めて行くたびに探索に積極的になっている様子。その姿にお父さんもニコニコと見守ります。木の下の方で発見すると、自分で取ろうと手を伸ばしていました。取った後はお父さんに見せ、袋に入れていました。自分で取った抜け殻は喜びもひとおしだったでしょうね。

でこぼこした地面や植え込み、勾配がある遊びの森…歩いたりまたいだり登ってみたりと思いきり身体を動かせる環境に、散策を楽しむうちに固かった表情も柔らかいものになってきた子どもたち。笑い声や「これは？」等声も出てくるようになりました。草花に興味を持ち「おはなだ！きれいだねー」と保護者の方とやりとりする様子も。ちょんっと触った後にお母さんの顔を見て”さわれた！”といった表情をしていたのが可愛らしく、印象に残っています。お父さんが見つけた大きな花を受け取ると、満面の笑みで手に持って駆け出す子もいました。子どもたちが発見したことや感じたことを温かく受け止めながら見守る姿がみなさん素敵だなと思いました。

深めの穴に興味を持ち、おままごと道具を持ってきて土遊びが始まりました。本格的なシャベルやジョウロ等道具にも興味を持ち、使ってみようとする子どもたち。使い方を教えてもらい一人で挑戦してみます。最初は上手く使えず思うようにいかないこともありましたが、持ち方等を聞き少しお手伝いをしてもらいながら使っていくうちにコツを掴んでいく子どもたち。掘った土で料理をする子、水道を往復し穴を水で満たそうと奮闘する子…保護者の方の温かい見守りのもと、試行錯誤しながら黙々と遊んでいました。水を使っている子を見て”自分も”と水を汲んで容器に水を入れていました。水が茶色く濁ったことに「お」と目を丸くしたり、土に水を入れたことで泥になり、手で触った時の感触に喜ぶ姿もありました。試行錯誤を通して得た気づきや感覚を、保護者の方に表情や言葉で沢山発信していましたね。

泥あそびのお隣にはテーブルがあり、遊びの森内で取れる草花が沢山置いてあります。草花に興味を持ち、お皿やレンゲなどの道具を保護者の方と用意すると、容器に木の実や草を入れて混ぜてみたりすり潰して遊び始めました。「これも入れてー…」「まぜまぜー…」等々イメージを膨らませながら黙々と取り組む姿は実験、研究をしているようにも見えますね。普段のおままごととは違う自然物を使った遊びは、ダイレクトに変化や気付きを得られると思うのでより”おもしろい！””ふしぎ！”もっとやってみたい”気持ちを膨らませますね。

私たち保育者は遊ぶ環境を整えたりお手伝いをする程度で見守っていましたが、お昼の時間があっという間に感じるぐらい保護者の方や子どもたちが夢中になって遊ぶ姿が沢山見られて、私たちも嬉しい限りです。子どもたちの遊ぶ姿を終始温かく見守っている保護者の方たちがとても素敵だなと思う１日でした。ご参加いただき本当にありがとうございました。

今回のブログを見で興味を持たれましたら、ぜひ来年度参加していただけたらと思います！

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「みんなの頭の上にあるものは何？」

エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、

「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで

その謎が明かされてゆく…。

プライムスター保育園グループの

保育ショートムービー第二弾！

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