2023.07.19
赤ちゃん人形との出会い 【ほし組】
今回は、ほし組さんの様子を紹介します。
先日、ほし組さんに抱き人形を導入しました。
1つは、子どもたちが人間関係を広げていくために必要な「自分と第三者との間に信頼関係を築く」という行為の土台を作るため、もう1つは自分がしてもらったことを他者にしてあげたいという
「自己実現欲求」を満たすために『赤ちゃん』を取り入れています。
初めて見る“赤ちゃん”に、少し警戒して保育者の後ろに隠れる姿もありましたが、保育者が“赤ちゃん”を抱っこしているのをじっと見つめ、少しずつ近付いていきました。
「んん」と声を出しながら指差して、自分の赤ちゃんを選ぶ姿も見られましたよ。
赤ちゃんは、さまざまな人種や個性があるように、顔や髪、肌の色も様々で、髪の長さもジェンダーフリーな長さとなるようにしています。また、表情については、
嬉しい、悲しい等、子どもたちが赤ちゃんの表情を決められるよう、目が2つ、口が1つの点に近いシンプルなつくりにしています。
“自分の赤ちゃん”と認識し始めているようで、抱っこしてお部屋をお散歩してみたり、ご飯を食べさせたりとお世話をしている姿も見られるようになってきました。
子どもたちは、日々自分の欲求や思いを保育者に受け止められ、温かな声掛けや関わりの中で相手を信頼し情緒が安定していきます。そして、徐々に愛着形成を構築できている保育者が自分にしてくれた
心地良い関わりを模倣しようと、自分の赤ちゃんにも同じように関わっていくようになります。
私たち保育者も、人形の赤ちゃんではなく“本物の赤ちゃん”として大切にしながら、子どもたちと赤ちゃんの関わりを見守っていきたいと思います。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡