先週はお盆でしたね。今月はお盆をテーマにホオズキ、精霊馬を飾りました。

精霊馬とは盆棚に飾られるお供え物の１つで、ご先祖様があの世とこの世を行き来する乗り物として作られます。

またホオズキはふっくらとした形と炎のような色から、提灯に見立てられお盆に帰ってくるご先祖様が迷わず帰ってこられるようにという意味もこめて飾られるそうです。

ほし組のお友達は、手に取り不思議そうにナスやきゅうりを眺めたり

ホオズキの実を指でちょんと触り、揺れると嬉しそうな表情で保育者を見つめていました。

きゅうりの感触を手の平で確かめている子もいました。

保育者が「ザラザラしているね」と声を掛けると言葉に耳を傾けたり、その後もしばらく

手で触れザラザラする感触を味わっていました。

つき組のお友達は、なすやきゅうりを机の上で歩かせてみたり、なすときゅうりの足を取り

どのように出来ているのか観察したりしていました。

見終わった後も「ほおずき見たね」と保育者に伝えている子や、図鑑を開き、なすときゅうりを見つけると

「触ったね」と思い出しお話する姿がありました。

トイレに行く度に玄関飾りをみながら「きゅうりは、お馬さんでー、ナスは牛さん！」と話している姿もあり

かわいらしかったです。

そら組さんでは、ホオズキに触れ「かさかさする！」「（中の実が）トマトみたい」

ナスの匂いを嗅ぎ「おいしい！」等と五感を使って観察する姿がありました。

ホオズキに息を吹きかけ揺れる様子を眺めたり、図鑑を開いてホオズキと見比べる等

じっくり観察していましたよ。

こうした本物に触れることでしか得られない心の動きや発見を、

今後も子どもたちとたくさん共有していきたいと思っています。

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