2022.02.10
【ほし組】言葉
金曜日は予報通りの雪が降りましたね。
ほし組の子どもたちも外を指さして、保育者の模倣をして「ゆき!」と嬉しそうに教えてくれました。
最近ほし組の子どもたちは、言葉での表現がとても豊かになってきています。
喃語で「あ」「うー」と機嫌よくお話していた姿から、「んなな(バナナ)」「んご(りんご)」と自分なりに発音を模倣する姿や、「ひこうき」「わんわん、いた」と一語文や二語文でお話を楽しむ姿へと変わってきました。
保育者と一緒に絵本や図鑑を読むなかでも、保育者の言葉を模倣してたくさんお話しています。
今まではうまく伝わらなかったことも、言葉という表出で保育者に伝わることが本当にうれしいようです。
伝えたいことがあると、子どもたちは「あー!」と指さしをしながら一生懸命保育者のほうを見つめます。
見て見て!という気持ちが伝わってきますね。
図鑑はストーリーこそないですが、子どもが指差しをして、それに保育者が言葉で応じ、子どもたちがそれを模倣して呟く、という言葉でのやり取りのツールとしてとても活躍しています。
とまとやりんご、ばなななど、乳児さんが言葉にしやすいものを一緒に見ると、より楽しさも増していきます。
赤ちゃんを連れてきて、自分と同じように椅子に座らせて一緒に読む姿もありました。
微笑ましいですね。
絵本で見たものを戸外で見つけると、名前やその時のことを思い出して「あ!」「わんわん!」と教えてくれることもあります。
「そうだね、わんわん、犬さんだね。大きいね。絵本でも見たね」と保育者が言葉をかけると、「そうそう」と言いたげに満足そうにうなずく姿が本当に可愛らしいです。
子どもたちは大好きな大人の言葉をよく聞いていて、その関わりの中で世界を言葉で捉えていきます。
「今日はあたたかいね、風がちょっとふいてるね」と保育者にやさしく言葉をかけられながら、光や温度、木の揺れや肌で感じる風の感触を実感するなかで、五感や概念、そして感情や愛情がこもった言葉を獲得します。
これは機械やテレビ、動画ではできないことですよね。
子どもたちとの関わりそのものが、あたたかさを伴った言葉の獲得につながることを、私たちも実感しています。
今後も子どもたちとのあたたかい関わりを大切にしながら、言葉での表現ややり取りを楽しめるよう配慮していきたいと思います。
ご家庭でも、お子様とのあたたかいやり取りがございましたら、ぜひ教えてください!
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