2022.02.10
2月の室内装飾
今月の室内装飾のテーマは節分で、福豆、ヒイラギ、いわしを飾っていました。
節分とは、文字通り節(季節)の分かれ目のことで、現在では立春(2月4日頃)の前日を節分といいます。
節分に豆まきを行うのは、季節の区切りとなる節分の日にその年の厄を払い、節分の翌日から始まる新しい福を呼び込むためと言われています。豆まきに「豆」が使われるのには、「魔物を滅ぼす=魔滅(まめ)」に通じているそうですよ。
昔から、匂いがきついものは魔除けや厄除けによいと考えられていて、焼くと匂いが強くなるいわしで鬼を寄せ付けない、という意味があります。また、ヒイラギにあるトゲが鬼の目を刺すとも言われ、これも厄除けになると考えられています。
子どもたちと一緒に見てみました。
福豆といわしを自分で食べる真似をしたり、保育者の口元へ持っていっていました。
節分の日はおやつがきなこ大豆でした。
同じ大豆であること、おやつで食べたことなどを話しながら、福豆は袋の上から触って感触や音を感じ、満足するまでじっくり触っていましたよ。
福豆に興味津々で、節分の絵本と照らし合わせながら見ていました。
鬼が豆をまかれているところを見て、自分が持っている豆と一緒であることに気づいていました。
いわしは、匂いを嗅いで「魚の匂いがする」と話していましたよ。
いわしを見て魚図鑑、福豆を見て食べ物図鑑を持ってきていました。
いわしに福豆を食べさせてあげる、なんて可愛らしい姿もありましたよ。
保育者が「豆まき」の歌を歌うと、「鬼はこっそり逃げていく♪」のところでなぜ鬼は逃げるのか、なぜ鬼は豆が苦手なのか、ということに疑問を抱く姿もありました。なぜなのか、節分の絵本と照らし合わせながら一緒に考え、疑問に寄り添っていきました。
立春が過ぎ、暦の上ではもう春ですね。
まだまだ寒さが厳しい時期ではありますが、少しずつ春の訪れを感じられそうですね。
子どもたちと一緒に、戸外での活動や絵本を通して、季節の移り変わりを感じていきたいと思います。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
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その謎が明かされてゆく…。
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