2022.02.04
2月の装飾「節分」
節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」です。
節分に関わりのある、豆まきと柊鰯(ひいらぎいわし)についてお伝えしたいと思います。
<豆まき>
豆まきで豆をつかう理由としてよく挙げられるのは
・豆は「魔を滅する=マメ」に通じ、語呂がいいから
・中国の医書 「神農本草経」に、「豆は鬼毒を消して痛みを止める」とあるため
・五穀(米、麦、アワ、キビ、豆)の中では一番、投げつけると痛いから
等です。
豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という、2つの意味が込められています。
<柊鰯、柊刺し>
焼いた鰯の頭に、柊の小枝を指したものです。
鬼はいわしの生臭い匂いと、柊の痛い棘が苦手だとされています。
玄関先に鬼が苦手な物を飾って、鬼が入ってこないようにすることが狙いです。
そら組では節分という行事に親しみを持ってもらえるように『おにはそと』という絵本を部屋に設置しました。豆まきが身近に感じられるようになったのか、普段から「おにはそとー!」と壁に向かってバンダナを丸めたものを投げていたそら組さん。楽しく体験できるように簡単に豆まきをしてみました。
まずは室内装飾の豆と柊を観察しました。柊の棘に慎重に触れてみたり、豆の皮をむいたり、匂いを嗅いでみました。「コーヒーみたい」と、自由な発想で感想を伝える姿があります。観察をしながらどんな意味が込められているのか伝えていきました。
実物を観察した後はいよいよ豆まきです。新聞紙で豆を沢山作り、鬼めがけて投げました。鬼を怖がることなく迫っていき、見事に鬼を払うことができました。
豆まき後も「鬼さんどこ行ったのかな~」「おにはそとしたからおそとかな~」と鬼の行方に興味をもっていました。夕方はまた豆まきをしようと遊びの工夫が見られたり、保育者と絵本を読むことで体験したことを振り返りました。
楽しんで伝統的な行事に親しめたそら組さんでした。
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「みんなの頭の上にあるものは何?」
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