2019.08.14
8月の室内装飾
8月の装飾はお盆をイメージしています。
真菰(まこも)、鬼灯(ほおずき)、なす、きゅうり、ミソハギ、紫式部(むらさきしきぶ)、百日紅(さるすべり)、百合(ゆり)、むくげ などを飾っています。
お盆は先祖の霊をお迎えして供養し、またお戻りいただくという行事で、お正月と同じくらい重要な行事とされてきました。きゅうりで作った馬、ナスで作った牛は精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれ、ご先祖様は胡瓜の馬に乗り、ナスの牛に荷物を載せて、あの世とこの世を行き来すると言われています。
まこもはおしゃか様がまこもの敷物に病人を寝かせ治療したと言われており、神聖な植物とされています。お盆にはこのまこものござを敷くことで、場を清める意味と、涼んでいただけるようにという思いがあります。
ほおずきにはちょうちんの意味があります。ひかり組さんでほおずきを開けてみると、「べたべたするね~」「トマトみたい!」「開くとフラダンスのお花みたいだね」とほおずきに興味津々な様子でした。
また、玄関のお花にセミの抜け殻が隠れているので是非探してみて下さい。
お盆の時期はご先祖様と一緒に過ごす数少ない機会です。ご先祖様を思いながらゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。