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2020.05.08

5月の装飾

今月は、菖蒲(しょうぶ)、兜、草花(ナガミヒナゲシ)を装飾しています。

5月5日は「こどもの日」(端午の節句)でしたね。お子さんの成長をお祝いしたご家庭もありましたでしょうか。5月になると鯉のぼりや五月人形、兜、、地域や家庭によって様々な飾りをする風習がみられます。

  

江戸時代に入り、「菖蒲(しょうぶ)」の音が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は「尚武」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになり、この節句は家の後継ぎとして生まれた男の子が無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事となり、ここから男の子のための節句として定着していきました。

本来男の子のお祝い事として広まっていきましたが、今では全てのこどもたちの成長をお祝いするようになりました。「こどもの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんに感謝する」という日でもあります。

   

端午の節句は、その時期に盛りを迎える菖蒲を様々な形でふんだんに用いることから、菖蒲の節句とも言われていて、菖蒲には、古来から健康を保ち、「邪気」を払う力があると言われていたそうです。ハーブのように葉から出る強い香りがそれに活用されていたそうです。是非匂いをかいで香りも感じてみてください♪

鯉は、どんなに強い流れの川や滝でも、元気に泳ぐ魚です!そんなたくましい鯉のように、子どもたちがのびのび元気いっぱい成長することを祈っています。

また、5月は、春から夏への季節の変わり目でもあり、この時期疲れが出やすく体調を崩しやすい時期でもあります。お子さんも、ご家庭の方も、たくさん食べてよく睡眠をとって、病気に負けないようにこの時期を乗り切りましょう!