NEWS

お知らせ

View More

2020.05.09

積み木の遊び【にじ組】

 今回は5つのカテゴリーの中の構成遊び(積み木)についてご紹介します! 

積み木遊びは”構成遊び”に分類される遊びの一つです。積み木を人や動物に見立ててごっこ遊びを展開したり、空間や構造を考えながら遊んだりできることから、子どもたちは想像力を柔軟に発揮して遊びを楽しんでいます。

なにやら積み木を見つめて考え込んでいるようですね…。積んでいる途中で目の前の積み木が崩れてしまい、次に進めないようです。どうしたら自分のイメージに合ったものを作り出すことができるのか一生懸命考えている様子です。子どもたち自身の考える力を大切にできるよう、保育者はじっと見守ります。

積み木は隙間なく重ねるよりも、同じ間隔で隣の積み木同士の間に空間を生み出すと、より丈夫な造りになることに遊びの中で気づいたようで、「こことここは同じにして大きくできるよ、知ってた?」と得意気にお話ししてくれました。知識を遊びから得ることで自信に繋がり、認めてもらえることで遊びが展開し子どもも大きく成長していくことができます。

「一緒にやりたい!」と話すお友達が積み木遊びのお手伝いに来てくれています。一人で集中して楽しむこともできますが、誰かと協力し合って物を作り出していく経験ができることも積み木遊びの楽しい特徴です!

そして…完成!!二人でくっついて積み木の中で寝ているようです。何をしているの?と聞いてみると「そらまめくんのベットみたいでしょ!」と”そらまめくんのベット”という絵本をイメージして作っていたようです。見た目も積み木のベットの中に入った時の気持ちよさも、お話の中のようにぴったりと合っていたようで、心から喜びを感じていましたよ。

 子どもたちの想像力の豊かさに感動すると共に、できた時の達成感を一緒に共感していくことで子どもたちがこれまで以上に遊びに期待し、いろいろな可能性を広げていくことができるよう関わっていきたいと思います。