９月２４日にさつまいもの収穫を行いました。５月に植えてからずっと収穫を楽しみにしていたひかり組さんは、「いっぱい掘らなきゃね」「お芋が折れちゃうよ」「最初はいっぱいで、お芋が見えたら優しく掘ればいいんじゃない？」と、どのようにさつまいもを掘るのか話し合っていました。土が盛り上がっている場所を恐る恐る掘ってみると、さつまいもが見え、「お芋あった！」と目を輝かせて掘り進めていた子どもたち。周りの土を優しく掘ってみると予想以上にさつまいもが大きく、「全然、全部出てこないよ」と途中で弱気になっていました。

しかし、一生懸命掘り進め収穫することができると「やっぱり大きかった！」と大喜びでお友達同士で見せ合っていました。土が固くなってしまっている場所があると、「誰か手伝って」と声を掛け合い、協力する姿が見られました。すべて収穫し終わった後も、「もしかしたらまだ残ってるかも」と黙々と掘る子どもたちでした。

収穫してから一週間ほどさつまいもを乾燥させ、９月３０日のおやつの時間にふかしいもとして提供しました。

さつまいもが苦手な子も、保育室に漂う甘い香りに「ちょっとだけ食べてみる」と、一口食べてみると「美味しい！」と驚いた表情を浮かべていました。「みんなでとったから美味しいんだよね」「○○ちゃん頑張ってお水あげたからかな」と満足そうにふかしいもを頬張る様子がとても微笑ましかったです。

食育の一環として野菜栽培を行ってきました。この経験を通して、様々な食材に興味を持ったり、身近な人と食事をする楽しさを味わえたりと少しでも食への関心が増したらいいなと思います。