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2020.04.27

【にじ組】おままごと遊び

入園説明会でもご説明させていただきましたが、私たちの保育園では5つの遊びのカテゴリーによって子どもたちの育ちを保証しています。

おままごと、絵本、構成あそび(積み木)、その他のあそび、戸外遊び の5つに分かれています。

保育室の中は、戸外あそび以外の4つのカテゴリーに分けられており、今回はにじ組さんのおままごと遊びの様子をお伝えしたいと思います。

 

こちらの写真は、プラステンという玩具を食材に見立ててお玉でかき混ぜています。どんなお料理ができるのでしょうか…

 

「できた!」と言って、お皿によそっていたお友達。

保育者が「いい匂いだね。なんの匂いかな?」と問いかけると、「カレーだよ!お野菜いっぱいいれてあるの!」と教えてくれました。

どうやら色とりどりの玩具はカレーの具材に見立てているようです。

「先生にも食べさせてあげるから、お椅子に座って待っててね!」と言っててきぱきと準備をしています。

「できましたよ~」と、保育者が待つ席に運んできてくれました。

それぞれお皿ごとに味が違うようで、「これが甘いカレー」「これが辛いカレー」「これはいちごカレー」などと、説明をしながらお皿を並べてくれました。「スプーンで食べてください」「熱いので気をつけてくださいね」などと保育者やお友だちとのやり取りを楽しむ姿も見られました。

おいしくカレーを頂いた後は、せっせと食器を洗う姿が見られました。

きっとお家でのお父さんお母さんの姿を見て覚えたのでしょうね。

子どもたちは自分の大好きな大人の模倣をしながら、様々なことに興味を持ったり、気づいたりしています。

そこで大好きなお父さんお母さんの模倣を遊びに取り入れられるよう、食器や調理器具は大人用の本物を用意しています。

また、自由な発想で遊びが展開できるよう、ままごとに使う食材はあえて抽象的な形のものを取り入れています。

 

子どもたち一人ひとりの遊びの世界は無限大です。

大人はつい「熱いからふーふーして食べるね。」「おいしそうなサンドイッチだね!」等子どもが作ったものを予測してしまいますが、そういった声掛けは子どもの想像力を狭めてしまいます。

私たち保育者は、子どもたちから言葉や思いを引き出せるように心掛けています。

「いい匂いがするけど何のにおいかな?」「これはどんな味がするんだろう?」「何を使って食べたらいいかな?」といったつぶやきや問いかけをしてみると、子どもたちは自分のこだわったポイントや伝えたいことを教えてくれます。

そうすると、私たち保育者も予想しなかった素敵な言葉が返ってくることも多いです。

 

ぜひ、お家でもお子様と一緒にままごと遊びをする際は、どんな遊びの世界が広がっているのか共有してみてください。

子どもたちの遊びの世界に入り、保護者の皆様も、思わず笑みがこぼれたり、驚かされたりと、幸せな気持ちを味わっていただけたら嬉しいです。