2020.05.27
ケガの対処法
引き続き、登園の自粛にご協力いただきありがとうございます。
あともう少しで、子どもたちみんなに会えるかな?と楽しみにしています!
長い自粛期間の中で、自宅で室内遊びをしたり、少し外の空気を吸いに出かけた時などに、ケガをしてしまうがあるかと思います。
そこで、今回はケガの対処方法について、いくつか紹介したいと思いますので、参考にしていただけたらと思います。
〇すり傷、切り傷
・傷口を水で洗い、砂や異物を洗い流します。
・絆創膏などで傷口を固定します。(傷口が開かないように固定すると、痛くなく、早く治すことができます)
*絆創膏は毎日交換しましょう。
*傷が深い、出血が止まらないなどの時は、すぐに受診しましょう。
〇鼻血
・鼻血が出たら、衣服をゆるめてらくにさせます。
・鼻の付け根を指で挟み、圧迫して止血します。(出血が止まらない時は、鼻の穴の入口近くに脱脂綿などを詰め、様子を見ます。)
・鼻の付け根を冷やすのも良いです。20分以上止まらない場合は、病気の可能性もあるので受診しましょう。
*鼻血が出た時に上を向かせると、血が喉に流れて吐き気をもよおす場合があるので、頭は下を向かせましょう。
〇火傷
・火傷をした時は、できるだけ早く冷やすことが大切です。冷やす時は流水が最も適しています。
・火傷をした部位が赤いだけなら、しばらく冷やして様子を見ましょう。
・水疱が破れて痛い時は、食品用ラップで傷を覆い、その上から冷やすと良いでしょう。水疱ができたり、水疱が破れて傷になった時は、痛みがある程度落ち着くまで冷やして、受診しましょう。
〇頭を打ったら…
・まず、患部を冷やし安静にします。頭部外傷は、打撲によるたんこぶから、命に関わる重傷なものまであります。6時間以内に嘔吐などの症状が見られた場合は、早急に受診しましょう。
*頭を打ってから24時間注意事項
・顔色が悪い。・嘔吐する。・痙攣を起こす。・次第にぼんやりとして、声をかけないとすぐ眠ってしまう。・手足の力が入りにくい。・鼻血が続いたり、鼻や耳から水分が流れ出る。
※上記の症状が見られたらすぐに受診しましょう。
ケガせず元気に過ごせるのがベストですが、いざという時に役立てられればと思います。
これからも、登園自粛が明けるまでは、週に一度お電話にて様子をお聞きしたいと思っていますので、何か変わったことや悩んでいること等ございましたら、お話しして頂ければと思います。