2025.01.30
カレーライス作り【そら組】
今週は22日に行われたカレーライス作りの様子についてお伝えします。
数日前から、『カレーライス』の絵本を読んだり、調理工程についてやりとりしたりとカレー作りへ期待を見せていた子どもたち。
当日は、準備していただいたエプロン等を見せ合いながら、「はやくつくりたい」とやりとりを重ねています。
保育者とのやりとりからにんじん、じゃがいも等は土の中にあり泥が付いていることを知っていた為、人参、じゃがいもに土がついている状態で渡すと、手でこすりながら、汚れが落ちて徐々にタライの水の色が変化している様子を観察しています。「ぴかぴか」「きれいになったよ!」と土の落ちた野菜を嬉しそうに保育者へ見せ、達成感を感じた表情を見せています。
次は玉ねぎの皮むきを行いました。茶色の皮を剥くことを伝えていくと真剣な表情を見せ剥いています。剥きながら、玉ねぎ特有の匂いがすることに気付き、「においがする」と嗅いでみる姿がありました。調理前の食材に触れたからこその発見ですね。
にんじん、じゃがいもは型抜きをしました。クッキー作りの時の経験を思い出しながら、力をかけて型を押し、星や花の形に取ることができると嬉しそうに保育者へと見せてくれました。保育者とのやりとりから、ほし組、つき組のお友達も食べやすいようにと小さい型で型抜きを行う子もいましたよ。
完成したカレーを食べる前に他のクラスのお友達が食べている様子を見に行く時間も作りました。「おいしい?」と優しく声を掛ける姿が見られています。楽しみにしていた給食では「これ作ったやつだよね」と子どもたち同士でやりとりを行い、皆で作ったカレーを味わっていたそら組さんです。
調理の一部に携わることで調理工程について知るだけでなく、食べてくれる人たちは「おいしい」と言ってくれるかなと、他者を思いやる機会にもなったようです。