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2024.12.11

親子で遊ぼうDAY☆

先月行われた親子で遊ぼうDAYの様子をお伝えします。

園長先生の開会の言葉で始まり、まずは準備体操を兼ねた親子のふれあい遊び。今年は「せんたく」という歌を選びました。親と子で向き合い手を繋ぎ合い、洗い→すすぎ→しぼる→干して→たたむの洗濯の工程を体の動きで表現して遊びます。子ども達は初めて聞く歌でしたが、大好きなお父さん、お母さんとのふれあいの時間を楽しんでいました。

 

自由遊びの時間です。

子ども達が大好きな大人と観察・実験・研究を存分に楽しめるよう、十分な時間と道具を用意しました。

葉や砂などの自然物を使いお母さんと一緒に力を合わせて何かを作っています。聞いてみると「ケーキ」でした。素敵な葉っぱのデコレーションです。家族で砂遊びをしているご家庭に話を聞くと「ふだん全員で揃って砂遊びをする機会はない。」と仰っていました。大人も子どもも夢中になって砂遊びをする光景は微笑ましかったですし、何より子ども達が楽しそうでした。

郷前公園の砂・土はサラサラです。スコップを使ってバケツに砂を入れていきます。目いっぱい入ると以前やったようにバケツを慎重にひっくり返し、頭にイメージを浮かばせながら少しずつバケツを持ちあげていきます。あまりにも砂がサラサラだったので「やはり水がないと難しいか・・」と周囲にいた保護者の方々は思ったそうです。その一部始終を見ていたお友だちは砂を入れていく度に、スコップで砂の表面をトントンと叩いてならしていきます。過去にスコップでならすことを経験していたので時間をかけて砂を運び入れ、いよいよひっくり返すその瞬間…「やはり砂が柔らかいからきっと崩れてしまうんだろうな・・」と保護者の方は思ったそうですが、綺麗にバケツの形に固まっていました。周囲からは「おーーー!!!」と歓声が上がりました。遊びの中で砂の性質や道具の使い方を知り、知識を得る機会になりました。

 

0歳児クラスの保護者の方は「直接地面に座って遊ぶことは初めてです。道具に触れて集中して遊ぶ姿を見て感動しました。」と嬉しい声を聞くことができました。また「今まで靴で歩いた経験が少ないのに、今日は長い距離を歩くことが出来て驚いています。」というご家庭もありました。送迎の時間帯が違うので普段関わることのないお友だちのお母さんとも、「〇〇ちゃんのママ」と安心して親しみを持って自ら関わろうとする姿も見られました。大人も子どもも家族以外の人たちとコミュニケーションを持つ光景を沢山見ることができました。

昆虫図鑑・植物図鑑コーナーでは、親子で見ながら「あ、葉っぱのしおりが入っている。ちゃんとチェックしているね」などと楽しい会話が。一緒に図鑑を見ることで「そんなことを知っているの?」「調べたいものを自分でページを開いて調べることができるんだ」と我が子の知らない姿を見ることができたとの声も頂きました。2歳児クラスのお友だちは保護者に見守られながらジャングルジムの中を、上、横と登り降りを楽しみます。お父さん、お母さんがいるから思う存分に試し遊びます。

後から来た同じクラスのお友達が合流すると嬉しくて、「〇〇くんが来たー!」と追いかけっこが始まります。毎日一緒に過ごしていますものね。いつもの顔ぶれが揃うと安心します。

今年は最後に「バスに乗って」の親子ふれあい遊びをしました。後日のアンケートで「始まりと終わりのふれあい遊びが子どもはとても楽しそうでした。」「親子で歌って踊る曲が楽しくて良かったです。」「とても楽しかったのでもっとあっても良いです。」と嬉しい反響を頂きました。

今年の親子で遊ぼうDAYも子ども達が自由な発想で遊びを作り出し、沢山の発見があり、大好きなお父さんお母さんと楽しめるような時間になったと思います。一緒に遊びながら子どもの発見や感じたことに「本当だー!」と共感して色々な思いを共有してくださった保護者の皆様の姿も沢山拝見することができ嬉しく思いました。

貴重なお休みの日に沢山のご参加頂きありがとうございました。