そら組の様子

2023.08.25

そら組の様子をお伝えします。遊びの中でお腹の中にタオルを入れて、妊婦さんの姿を模倣している姿が見られました。子ども達から『ママのお腹から出てきたんだよ』『８月産まれの男の子です』などイメージを膨らませて表現しています。赤ちゃんの人形を抱っこしてお世話をする姿や、遊びの中にも一緒に参加させて、椅子に座らせる・抱っこをするなど様々な形にして遊びの中に取り入れて表現していましよ。

子ども達が赤ちゃんになって『えーん　えーん』と泣く子や『いない　いない　ばぁ』と母親になりきってお世話をしています。又、赤ちゃんになりきって泣いている子に対して、おままごとの玩具を哺乳瓶に見立てミルクをあげるなど、以前自分が経験した出来事を思い出し、遊びに発展させていることが多く見受けられるようになっています。

少しずつ他児への存在に興味を示し、気の合うお友達同士の関わりの中でごっこ遊びをする姿も見られてきます。一緒におままごとをしていく中で、言葉のやり取りを重ねたり自分の気持ちを保育者の仲立ちを通して伝える姿も見られますよ。しかし個々に自分の遊びを楽しむ時期であり、遊びの中で「あの玩具使いたい」など、葛藤も見られる時期になります。保育者が前もって子どもの動きを予測して行動し葛藤が起こった時には、お互いの気持ちを汲み取った上で、共感や代弁をしながら、個々の遊びの保障に繋げていきたいと思います。