2023.07.14
室内装飾 七夕
7月の室内装飾は“七夕”をテーマにしています。
飾ったもの…笹の葉、短冊、そうめん、折り紙で作った鶴・財布・網・吹き流し・ちょうちん
ご存じの方も多いと思いますが、七夕は織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会える日とされています。
短冊は、昔の人が織物の上手な織姫のように“物事が上達しますように”と願ったことが始まりとされています。
七夕の歌にも出てくる“五色の短冊”は「青、赤、黄、白、黒」のことを指し、自然界のすべては「木、火、土、金、水」に当てはめて説明できるという陰陽五行説に基づいていると言われています。
七夕飾りにも一つ一つ願いが込められています。
折鶴…長寿。家内安全。
財布…金運の上昇。
網飾り…魚がたくさん獲れるように。大漁。
吹き流し…五色の糸を表しており、織姫にあやかって織物の上達。
ちょうちん…心を照らして明るく。
ほし組では、笹の葉のチクチクとした感触に顔をしかめたり、手を引っ込めたりと独特の触り心地を感じ取る様子がありました。
保育者と一緒に触れていくことで安心できるものと認識し、次第にじっくりと触れる姿もありましたよ。
つき組では、笹の葉に気付くと背伸びをして高い位置に手を伸ばす等興味を持って触れています。触れる中で笹の感触に驚く姿があったため「チクチクするね」と子どもたちが感じていることを代弁し、発見を共有していきました。
短冊は願い事を書いて飾るものだということを伝えると、自ら笹の葉に飾ろうとする姿もありましたよ。子どもたちの姿に合わせてさりげなく手を添えていくと“自分でできた”という達成感から満たされた表情になっています。
そら組では、笹の葉に触れる中で『みんなのおねがい』という絵本を持ってきて「これと同じ」と見比べる姿がありました。
保育者とのやりとりから短冊を自分でも描いてみたいという思いがわき、恐竜やウサギ、カエル等の絵や、自分の名前の文字をイメージし、思い思いに描いていましたよ。その後は自分で飾り付けています。
この日の給食とおやつは行事食が提供されており、七夕を身近に感じる機会となりました。
今後も子どもたちが生活の中で、日本の様々な行事や文化に触れられるよう“近くで見てみたい”“触ってみたい”と思えるような環境を設定していきたいと思います。
玄関には11日まで子どもたちや保護者の方たちの願いが込められている短冊を飾りました。皆さんの願いが叶いますように…☆
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