2023.02.03
カレーライスの日
先日1月23日(月)は、そら組さんのカレーライスの日でした。
今週はその時の様子をご紹介します。
カレーライスの日を楽しみにしている子どもたちの姿に合わせ、少し前から『カレーライス』の絵本を用意したり、カレーライスの作り方を写真で掲示したりと環境を整えていました。
毎日絵本や写真を見ている中でどんどん期待が高まって迎えた当日、子どもたちはエプロンやバンダナを身に着け、わくわくとした表情で保育者の話に耳を傾けていました。
保育者と一緒にパネルシアターや「カレーライスのうた」で作り方を確認して、いざスタートです。
野菜図鑑を見る中で、子どもたちはニンジンとジャガイモは土の中で育つことを知っていました。
「畑でできるから、泥がついているんだね」と保育者とやり取りをしながら、優しく丁寧に洗っていきます。
洗っていく中で、「ニンジンはきれいになったけど、水は汚れちゃった」と素敵な発見をする姿もありました。
タマネギの皮も丁寧に剥いていきます。
真剣な表情で指先を使って一枚一枚剥く過程で、「むいたら白くなったね」「緑色のところもある」とタマネギの皮と中身の色が異なることにも気付いていました。
ニンジンとジャガイモは、それぞれ好きな形で型抜きをしていきます。
「ハートができたよ」「星、きれいでしょ」等、笑顔で型を抜いた野菜を見せてくれました。
くりぬいたところにパズルのように同じ形のものをはめる姿もありましたよ。
型抜きを終えると調理の先生のもとへ「お願いします!」と持って行き、お給食に出てくるカレーを楽しみにしていました。
そして待ちに待った給食の時間。
自分たちが調理に関わって作ったカレーということもあり、一段と美味しさを感じている様子でした。
「さっき型抜いたよね」「皮をむいたタマネギだ」と経験したことを思い出し、子どもたち同士や保育者と一緒に嬉しさや美味しさを共有しながら食べていました。
午後も調理に使った野菜を用意すると、興味を持ってじっくりと触っていました。
特にタマネギの構造に興味津々で、最後までむいても中身がないことに面白さを感じながら、「目が痛くなってきた…なんで?」「いっぱいタマネギのにおいがするね」と五感を使ってタマネギの性質に親しんでいました。
自分たちで調理をする過程で、野菜が畑の土の中でできることや、洗ったら土が汚れて野菜がきれいになること、タマネギはツンとするにおいがして、目にしみること…色々なことを実際に見て、試して、気付いていました。
絵本や写真で見ていたイメージが、においや感触、温度や心の動きを伴ってより豊かになり、子どもたちの捉える世界が更に広がったようでした。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「みんなの頭の上にあるものは何?」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
プライムスター保育園グループの
保育ショートムービー第二弾!
♡ハートの種明かし♡
https://www.youtube.com/watch?v=OP-42fdGT78