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2023.02.03

節分の日

かなり寒くなってきましたが、暦上では立春を迎えましたね。

春が待ち遠しくなりますね。

 

 

今日は節分の日でしたね。

以前からこの絵本を読んでいた子どもたちは、給食の恵方巻を楽しみにしていました。

 

 

そら組(2歳児)さんでは、この右下の男の子の鬼の仮面をみて「青鬼がいい!」という呟きから

「みんなは、鬼見たことあるのかな?」という問いかけに「かわいい鬼がいい!」「鬼は怖いよ!」

「耳がある!(ツノを指して)」と鬼についてみんなで知っている情報を伝えあい、それぞれどんな鬼

がいいかイメージを膨らませていました。

子どもたちの豊かな想像力でイメージした鬼を共有したいと思い、保育者が画用紙で鬼の顔の形と

ツノに見立てて三角形に切り、机に置いてみると鬼づくりが始まりました!

 

 

「どうやって作るの?」なんて言う迷いはなく、どんどん作り始める子どもたち。

お顔の台紙も、鬼の絵を見せて「こんな形に切って!!」とリクエストする子もいました。

 

 

私たち大人は、鬼というと顔は赤や青、ツノは黄色でなど決めつけてしまいがちです。

そんな完成形を押し付けずに、子どもたちの想像力豊かな世界を表現してもらいたい気持ちから

今回は真っ白な画用紙を選びました。ただ紙を渡すのではなく、

日々子どもたちが使っている道具たち(2歳児はのり・クレヨン)で作りやすいようにと

子どもたちと相談しながら、子どもの目の前で顔の形を切ったり、ツノを切りました。

はさみはまだ使えなくても、大人が使う姿を見せることではさみの使い方や良さを自然と認識し

使いたい気持ちが芽生えて、道具の一つになっていきます。

どのクラスも製作遊びでは、大人の固定概念に縛られずに子どもたちの想像力を最大限に生かして

さらなる想像力の膨らみや表現する楽しさ、難しさを感じています。

一斉制作ではなく常に行える環境を整え、一人一人の興味や季節・伝統行事に合わせて

試行錯誤することにより想像力や考える力を伸ばしています。

 

【4歳児・5歳児】