2022.03.31
友達との関わり＜そら組＞
今回は卒園するそら組さんのお友達とのかかわりの様子をお伝えしたいと思います。
絵本、積み木、ごっこ遊び、その他の遊びにカテゴライズされた室内で１年間過ごしてきたことにより、気の合うお友達を見つけ、「一緒に遊ぼう！」「一緒にやってもいい？」と誘い掛ける姿が見られるようになってきました。遊びのイメージを身振りや言葉で伝えたり、「どうやってやるの？」とお友達のイメージを大切にしようと尋ねています。
生活している中で体験した事や、大人がしている事を子ども同士で役割分担をしてごっこ遊びが盛んに行われています。その為、最近はお天気が良くても室内で過ごすことが増えてきました。
粘土でのパン屋さんごっこでは、机を挟んで店員とお客さんにわかれ、「チョコパン１つ！」「はいどうぞ」というやり取りが繰り広げられます。最初は保育者も介入していましたが、次第に子ども達だけのやり取りになっていました。自分がやりたい役割に移りながら楽しんでいます。
使いたい玩具が一緒になってしまった際には、保育者に見守られる中で自分の主張もしつつ、お友達の意見を聞いて互いに納得する形を模索するようになりました。互いの気持ちをそのまま伝える、という関りを繰り返したことで相手の気持ちに気が付けるようになってきたのだと思います。
絵本コーナーには絵本が２冊ずつ設置してあります。最近では、内容もすぐに覚えてしまい、お友達に読み聞かせをしたり、並んで同じページを眺めて同じ時間を共有しています。
戸外遊びでは、追いかけっこやかくれんぼ等簡単なルールのある遊びをしています。「僕が隠れるね」「私が見つけるの」と思いを相手に伝えて遊びを成立させています。
一人遊びや並行遊びが十分にできたことで、気の合うお友達とどのように関われば楽しく遊べるのか、保育者のお友達への関わり方を見て試しています。そうして人間関係が広がっていくのですね。子ども同士で解決できそうな場面であれば見守る選択をしています。
今回で今年度の投稿は最後になります。
４月からそれぞれ新しい生活が始まりますね。期待と不安な気持ちと様々かと思いますが保育園での大人との温かな経験をもとに、自分らしく健康に過ごせることを願っています。
いつでも遊びに来てくださいね。また成長した姿を見られることを楽しみにしています。
保護者の皆様におかれましても、保育運営にご理解、ご協力いただき、ありがとうございました。
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「みんなの頭の上にあるものは何？」
エリート社員である大樹は、自分にはなくて仲間には有る、
「あるもの」を見つけた。新しい保育園に関わることで
その謎が明かされてゆく…。
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