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2022.03.10

積み木遊び【そら組】

あっという間に3月に入り、卒園や進級まで残り1ヶ月を切りました。子どもたちと一緒に、一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

 

 

今週は、そら組(2歳児)の積み木遊びの様子をご紹介します。

そら組の子どもたちは、”見立て遊び”をする姿が多く見られます。様々な玩具、戸外では自然物を使って、身近な物やイメージした物に見立て、”ごっこ遊び”に発展する様子も見られています。特に積み木遊びでは、子どもたちの豊かな想像力にあっと驚かされます。

 

 

積み木とプラステンを交互に乗せていき、積み上げています。この段階では、”こうしたらどうなるのだろう?”という、子どもたちの興味や疑問から始まりました。

 

徐々に高くなる積み木とプラステンのタワーを見て、「ここが1階、ここが2階で…」と、保育者に伝えたり、子どもたち同士で「もっと高くしよう!」と、共感し合う姿が見られ始めました。

 

慎重に重ねていき、子どもの背の高さ程になる大きなタワーができました!

てっぺんに動物の玩具を乗せて、完成したようです。子どもたちの表情からは、満足感が伝わりました。

 

また、別の日にはこんな姿が見られました。

積み木遊びでは、崩れたり、倒れることが付き物ですが、そんな倒れていく様子が魅力である、ドミノ倒しが始まりました。長方形の積み木を、間隔を空けながら長く長く並べています。

全てが一度に倒れず、途中で止まってしまうこともありました。「なんで?」と、悔しそうな表情を浮かべながら考える子どもたちに、「もう少し近くに置くといいかもね」と伝えると、広く開いた積み木を探して、調整する姿が見られました。次はここが止まった、今度はここが止まった、と、なかなか思い通りには出来なくても、納得のいくまで試行錯誤する姿が見られ続けましたよ。

 

 

これは、プラステンを階段に見立て、積み木はお城にしたようです。

プラステンは1つ、2つ、3つ…と個数を変えて重ねて、上手に階段を作り上げていました。

 

 

 

直方体と立方体という単純な形によって、子どもたちは何にでも見立てられることができます。そして、完成させたいイメージに沿って作りあげたり、作り上げていくうちに、形が変化する様子を楽しみながら、イメージを膨らませて試行錯誤を繰り返しています。どんなものが出来上がっていくのか、見守る保育者がワクワクさせられます!

 

今後も、子どもたちの想像が自由に表現できるように、環境を整えていきながら、困った時にはそっと手助けができるように見守っていきたいと思います。