2022.03.04
【3月装飾】上巳の節句
3月に入り、春を感じる陽射しにホッとすることが増えてきましたね。
今月の装飾は、3月3日の「上巳(じょうし)の節句」をテーマに、ひなあられと桃の花を飾りました。
上巳の節句というと聞きなれませんが、「桃の節句」「ひなまつり」の日です。
女の子が無事に育ち、元気でいられるように成長を願うという意味が込められた、日本の伝統的な行事のひとつです。
ひなあられには、「娘の健やかな成長を祈る」という意味が込められています。
「桃・緑・黄・白」の4色、「桃・緑・白」の3色で構成されていて、それぞれの色に意味があります。
ちょうど上巳の頃に咲く桃の花は、魔除けの力があるとされ、好んで飾られました。
桃が咲く時期の行事ということで「桃の節句」ともいわれるようになり、今ではこちらの言葉のほうが親しみ深いですね。
中国に川で身を清める風習があったことから、平安時代、けがれや厄を人形にうつして川に流す「流し雛」が広まり、江戸時代頃から「ひなまつり」に形をかえたとされています。
ひな人形にけがれをうつし、身代わりになって災厄を引き受けてもらうという意味があるようです。
子どもたちがお部屋で観察をしている場面もみられました。
保育者と一緒に図鑑をひらいて桃の花を調べたり、雛あられを実際に手に取って感触を確かめたりしながら、気づいたことを保育者や他児と伝え合っていましたよ。
本物の花や行事食に直接ふれ、身近な人と楽しさを共有することで、日本の伝統的な文化に親しんでいる様子でした。
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