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2019.09.27

9月の室内装飾 ~秋分と彼岸~

9月の室内装飾は「秋分と彼岸」をテーマに彼岸花と菊、お供え用の落雁を飾りました。

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「彼岸とは」

春分・秋分の日を中日とし、前後3日間の合わせて7日間の事をいいます。彼岸とはもともと浄土教の思想で、極楽浄土は遥か西の彼方にあると考えられ、太陽が真東からのぼって真西に沈んでいく春分と秋分の日は、こちらの世界である「此岸(しがん)」と仏様の世界である彼岸が最も通じやすくなり、ご先祖様への思いも最も通じやすくなるのではないかという思想が生まれ、お彼岸にお墓参りをするといった行事が定着していったようです。

「彼岸花について」

曼殊沙華(マンジュシャゲ)とも言われます。曼殊沙華とは仏典に由来する言葉で、サンスクリット語で「天界の花」という意味を持っています。一般的には不吉な花のイメージが強く、様々な云われがありますが、ヒガンバナには毒があり、誤って口に入れてしまうことが無いよう、昔から言い伝えられてきたのかもしれません。

「おはぎ? ぼたもち?」

お彼岸と言えば、春も秋も「おはぎ」を食べますが、正式には「おはぎ」でしょうか?それとも「ぼたもち」でしょうか?

正解は、春は牡丹の花が咲く頃なので「ぼたもち(牡丹餅)」秋は萩の花が咲く頃なので「おはぎ(御萩)」です。四季の自然と共にある日本の行事食ならではのネーミングですね。

 

玄関に飾られているヒガンバナをみつけ「かわいい~」と笑顔で眺めていたつき組さんですが

となりの落雁に気付き「これなあに?」と触っていました。

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そら組さんもお花より落雁に興味津々。

お花の形の落雁を「きれい!」と触っていました。

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今年はヒガンバナの開花がいつもよりも遅めで、お彼岸が過ぎてもまだまだきれいな姿を楽しめそうです。

見掛けたら、お子さんと一緒に秋を楽しんで下さいね。