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2019.06.14

6月(水無月)の装飾

10日(月)から6月(水無月)の装飾、”芒種と夏至”【冬瓜、イチジク、アジサイ、うめ】を飾っています。

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今年の芒種は、6/6。「芒」は日本語では「のぎ」と読み、イネなどの穂先にある針のような部分を言います。「芒種」はそうした穂の出るイネや麦などの植物の種をまく季節を意味します。そして、夏至へと季節は進みます。

今年の夏至は、6/22。夏至は、北半球では昼間の時間が最長になり、影は最も短くなり、夏至以降は日が短くなっていきます。夏至に食べるものは、地方によってさまざまですが、冬瓜やタコ、イチジクや小麦餅を食べます。いずれも豊作祈願や夏バテ予防の願いが込められているようです。

 

つきぐみさんが装飾を観察。

「アジサイ、アジサイ」と繰り返し名前を言ったり、「可愛いね」と言ったりしながらアジサイを見つめていました。

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冬瓜の皮のツルツルの部分や中の種を取ってみたり、子ども達は夢中です。

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中には、ザルに入っている冬瓜、イチジクを見て「いただきます」と手を合わせる姿もありました。

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イチジクは冬瓜とは違い、柔らかく子ども達が手で触っていると、つぶれてしまい中から汁が…!

「あ!」と驚く子ども達。そのままイチジクを半分にしてみると、小さな実がたくさん出てきました。「いや~!」と初めは嫌がっていましたが、イチジクの香りを嗅いで、安心したようで、再び指で触れたり、じっくり観察し始めました。

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↑ 確かに最初は驚きますよね。

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子ども達が季節の変化を感じ取り、興味、関心が持てるよう装飾しておりますので、ぜひ、お帰りの際などにお子さんと触れてみてください。次回もお楽しみに。