2019.05.13
5月の室内装飾
5月(皐月)の装飾は、端午の節句をテーマに兜と菖蒲と鯉のぼりを飾りました。
「兜」
兜や鎧は、身を守る道具の象徴であり、男の子の健やかな成長を願って飾られるようになりました。
「菖蒲」
古くから邪気払いの力があるとされており、また、武道を重んじるという意味の「尚武」と読みが同じである事から、武士の間で縁起が良いとされてきました。
「鯉のぼり」
将軍家に男の子が生まれると家紋の入ったのぼりを立ててお祝いしてきました。やがてその習慣は武士の間に広がり、さらに庶民の間では立身出世の象徴である鯉を描いたのぼり、すなわち「鯉のぼり」へと変化し、現代に受け継がれています。
いつの時代も、子どもの健やかな成長と将来を願う親の思いは変わらず、
「端午の節句」として、今も受け継がれているのですね。
今月は見慣れた折り紙の鯉のぼりや兜が飾られていたため
「折り紙だ」と、兜や鯉のぼりにそっーっと触れてみるお友だちや、
菖蒲の花を見つけ「お花!すごくかわいい~」と
菖蒲の花の香りをかぐお友だちもいました(*^_^*)
小さいクラスのお友だちは
飾りを見つけると
「興味はあるけど、触っちゃいけないのかなぁ…」と
ちょっと遠巻きに、でも、じーっと見ていましたよ(#^.^#)
0~2歳というと「小さくてわからないのでは?」と思いがちですが
端午の節句の装飾に
いろいろなことを感じているようでした。
小さい頃から日常的に、日本古来の行事に触れていって欲しいと感じています。