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2020.06.15

6月の室内装飾「梅雨」

 

 早いもので6月も2週間が過ぎ、本格的に梅雨の季節になりましたね。

「梅の実が熟す頃に降る雨」から「梅雨(ばいう)」と呼ばれるようになったようです。これは中国の長江周辺で呼ばれていたと言われています。この「梅雨」という言葉は江戸時代に日本に伝わりました。その頃から日本では「つゆ」と呼ばれるようになったのです。この「つゆ」という呼び方は「雨の露」や梅の実が熟して潰れる時期から「潰ゆ(つゆ)」など、それらの言葉から連想して呼ばれるようになりました。

 

 今月は室内装飾として玄関に梅の実と紫陽花を飾りました。

 梅には疲労回復に効果があると言われている「クエン酸」「リンゴ酸」が豊富で、防腐効果や食欲増進、整腸作用に役立ちます。梅干し、梅ジュース、梅ジャムなど食べて、梅の効用で体調を整えるのもいいかもしれませんね。

 先日梅の木がある公園にお散歩に出掛けた際、木の下に梅の実が落ちていることに気付いた子ども達。「これ何?」と興味を示して拾い集めていました。

 緑色で少し固い物や、黄色やオレンジで触ると柔らかくなっている物など大きさや形も様々で、「いい匂いがするよ」と柔らかい梅の実から甘い匂いがすることを発見する姿もありました。又、触ると細かい毛が沢山ありふわふわとしている様子から「桃みたい」という声も聞かれました。

 保育園に帰ってからも「梅拾ったよ」と袋から「1、2、3…」と数を数えながら出してみたり、図鑑と照らし合わせる姿も見られています。子ども達の興味や発見に共感したり、受け止めたりする関わりでさらに興味が広がっていくようにしています。

 紫陽花は散歩の道中でよく見かけるお花だったようで「ここにもあったね」と紫陽花に親しみを感じたようでした。近くで紫陽花を観察していると「これは赤ちゃんの紫陽花で、こっちはママの紫陽花!」と花が集まった中にも大きさがあることに気付いたようで、子ども達の素敵な表現力に感心しました。

 

 

 雨が降る日が増えて外出が難しかったり、じめじめと湿気が多かったりと気持ちも晴れない日が続きそうですが、梅雨ならではの楽しめる物を見つけてみるのも良い機会かもしれませんね。暑い夏に向けて健康に過ごしていきましょう。