現在ひかり組では、プール遊びと並行して土を使った遊びも行っています。

土と水を混ぜ、泥水になったのを見ると「どろどろになっちゃった！」と大喜びな子どもたち。

さっそく「わたしはチョコケーキ作ろうっと」と言いながら、逆さにしたバケツの上にフライパンを乗せ、かき混ぜ始めました。保育士が何をしているのかたずねると、「最初にチョコを溶かすんだよ」と得意げに教えてくれます。土と水という、室内でのおうちごっことは違う材料や感触に子どもたちの発想も広がってるようでした。ほかにも、「お野菜は少しずついれるんだよ」「使い終わったフライパンは洗うんだよね」等、普段の保護者の方の様子をよく見ているのだと感じる場面がいくつもありました。

また、「ちょっとだけさらさらにしたいのに、できない！」と悩んでいる子がいると「お水入れた？」と声を掛けてくれたり、「“ちょっとだけ”がいいなら少しずつ入れればいいんじゃない？」と提案してくれたりと、子どもたちがそれぞれ考えながら遊ぶ姿が見られました。このようなやりとりを通じて、自分の表現したいことや遊びが発展していく様子は４歳児ならではだと感じました。

これからも表現する過程を楽しみ、試行錯誤しながら遊びを発展させていく子どもたちを見守っていきたいと思います。