NEWS

お知らせ

View More

2020.05.22

つき組の生活習慣

今回はつき組の生活習慣についてお話致します。この時期の子ども達は、食事や着替え等、日常的な生活習慣に、興味や関心を持ち、自分でしようとする事が多くなります。最初はできないことも多いですが、子ども達の思いや、ペースを尊重した、丁寧な関わりを通して、試行錯誤を重ねながら、自分でできた時の達成感や、心地よさを味わうことで、主体的に生活を営む事への意欲が高まってくると考えています。

食事面では、「自分で食べたい」という気持ちが大きく、保育者の援助ではなく、自分で試行錯誤している姿が見られます。子どもが求めた時は、気持ちを受け止め援助するようにしています。また、お着替えの面では、自分で着脱しようとする姿も見られるので、自分でできた達成感や心地よさを味わうことが出来るように、温かく見守っています。

このような関わりを積み重ねたり、保育者の模倣をすることによって、少しずつ生活習慣が身に付き始め、自ら気付いて手を洗いに向かう姿も見られるようになってきました。今後も、子ども達の思いを尊重した丁寧な関わりをしていきたいと思います。

子ども達は身体的な成熟とともに、日々の生活の中で心地よさを感じ、充実感を伴う様々な経験を積み重ねる事で、生活リズムが次第に整ってきます。空腹を感じた時に食べ、眠い時に寝て、すっきり目覚めて遊ぶという個々の子どもの生理的なリズムに沿った生活を大切にしています。

<保育園の生活の流れ>

午前中は室内や戸外(庭)で活動します。

11:00~昼食

11:45~午睡(0歳児は午前寝をすることもあります)

14:30~順次起床

15:00~おやつ

一日に必要とされている睡眠時間は、生後4か月~11か月は12~15時間程度、1~2歳児は11~14時間程度とされています。

ご家庭でも生活リズムを整え生活出来るようご参考にして頂ければと思いますので、宜しくお願い致します。

先日、心温まるエピソードがありましたのでご紹介いたします。保育園には一人一体お人形を用意しています。「お人形」として扱うのではなく、「一人の仲間」「赤ちゃん」として扱っています。日々、大切に扱うことで、子ども達も愛着を持って接している様子があり、そら組さんのある男の子が、お休み中に、お家でも赤ちゃんと寝たいと、保育園まで迎えに来てくれました。赤ちゃんを大切に抱っこして連れて帰る姿を見て、とても嬉しく感じました。

赤ちゃんを連れて帰りたい際は、職員にお声掛け下さいね。